...「あなたには専用部屋を用意しました」...
...「このホテルには専用部屋がある」...
...「専用部屋は貸し切り感があって快適だ」...
...「彼女は専用部屋での仕事が好きだ」...
...「彼は自宅に専用部屋を作っている」...
...宮廷隠謀の中より幕閣の御用部屋に出で来(きた)れり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...この屋敷の広さは、誰が見ても三四千坪以上、周囲にはお長屋があって、表は長屋門、左右には黒板塀、書院、表座敷、居間、用部屋、使者の間、表玄関、内玄関、詰所詰所、庭があり、林があり、築山があり、茶畑まであって、三千石以上の旗本の屋敷としては総てが備わっているが、主人がいない...
中里介山 「大菩薩峠」
...老中から用部屋坊主...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...御用部屋の奥のほうで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...御用部屋の中に割り箸の山をきずき...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...辰(たつ)の下刻に親戚山本平作、桜井須磨右衛門が麻上下(あさがみしも)で附き添って、御用部屋に出た...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...が、常に彼を補佐している吟味役の市川義平太と、目安方(めやすかた)の小林勘蔵のふたりだけは、越前の用部屋に、燭をそなえて、待っていた...
吉川英治 「大岡越前」
...北びさしの冷んやりと陽に遠い夏向きな用部屋だった...
吉川英治 「私本太平記」
...用部屋に詰めかけている人々の顔には...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...御用部屋へ這入(はい)って...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...老中たち列座の御用部屋へ呼ばれた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...用部屋に控えられい』と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...『左程までに申すならば……』と、若年寄の二人は、再び起って、御用部屋へ、その旨を伝えた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...やがて、用部屋の方から、重い足どりをもって、家老の大石内蔵助、城代の大野九郎兵衛、用人の田中清兵衛、目付の間瀬(ませ)久太夫、植村与五右衛門の五人が、木彫(きぼり)のような硬ばった顔をそろえて出て来た...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その二人を遣(や)れば――と、先ず安心したように見送ってから、『四人とも、御用部屋まで、参ってくれい』と促(うなが)して、席を立った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...御用部屋の方では...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...用部屋の者を呼んで調べると...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...彼は用部屋の床下から奥へ匍(は)い進んで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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