...用筆等の點より見れば...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...服裝等の用筆は極めて粗なり...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...簡單なる用筆の間に精采ありて...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...用筆・着色共に細密を尚ぶ樣になりたれども...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...それにしてもソノ画ク所花卉(かき)毛(れいもう)山水人物悉(ことごと)ク金銀泥(きんぎんでい)ヲ用ヒテ設色スルニ艶(じょうえん)妍媚(けんび)ナラザルハナク而モ用筆(ようひつ)簡淡(かんたん)ニシテ一種ノ神韻(しんいん)アリとあるが如き余り杜撰(ずさん)なるべし...
正岡子規 「墨汁一滴」
...用筆簡淡の四字は光琳の画を形容し得ざるのみならずむしろ光琳風の如き画の感じを少しも含まざるなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...而してこの用筆簡淡の四字が果して没骨画に対する批評と見るを得べき語なるか...
正岡子規 「墨汁一滴」
...僕も時々大きな字をなぐりつけたけれど筆がないので買ひにやると一六先生用筆といふ二十銭の筆を買ふて来た...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...用筆設色倶妍麗...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかもこの等伯の松林図は、構図といひ、用筆といひ、墨色といひ大和絵の浜松図などの形式をぜんぜん無視した斬新なできばえで、その新鮮さは桃山時代に生まれていまなほつづいてゐる...
吉野秀雄 「長谷川等伯の「松林図屏風」」
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