...これ既に柳亭種彦(りゅうていたねひこ)が『用捨箱(ようしゃばこ)』にいふところ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...老眼鏡の力をたよりにそもそも自分がまだ柳(やなぎ)の風成(かぜなり)なぞと名乗って狂歌川柳(せんりゅう)を口咏(くちずさ)んでいた頃の草双紙(くさぞうし)から最近の随筆『用捨箱(ようしゃばこ)』なぞに至るまで...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...種彦(たねひこ)の『用捨箱(ようしゃばこ)』巻上に...
南方熊楠 「十二支考」
...かくてあるべきにあらざれば下宿へ還って『用捨箱(ようしゃばこ)』を繙(ひもと)くと「鍋取公家(なべとりくげ)というは卑しめていうにはあらず...
南方熊楠 「十二支考」
...『用捨箱』の説通りだ...
南方熊楠 「十二支考」
...『用捨箱』の書かれた頃は...
南方熊楠 「十二支考」
...それを斎藤別当に因んで実盛(さねもり)というに及んだ由(『用捨箱』下)...
南方熊楠 「十二支考」
...「精ぜいが用捨箱か嬉遊笑覧が守り本尊...
山本周五郎 「新潮記」
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