...「ご用むきはわかっているよ...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「人魚のひいさま」
...いささかていねいに用むきを談(だん)ずる...
伊藤左千夫 「箸」
...かんじんの用むきを忘れていましたが...
海野十三 「金属人間」
...どんな用むきで府中へなどすっ飛んで行くのだ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そのくせ用むきの次第をそれと知るやいなや...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...あるたいせつな用むきで...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「青ひげ」
...それは、まだむこうまで行かないうち、とちゅうで、用むきが、つごうよく片づいた、という知らせを聞いたからだと、青ひげは話しました...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「青ひげ」
...ひとつ用むきというのを聞こうじゃあございませんか」定七という老人は手拭を出して...
山本周五郎 「おれの女房」
...彼は寺社奉行の役所に勤めているが、その用むきで、一年ばかり長崎へいっていた...
山本周五郎 「山彦乙女」
...いっかな名も御用むきも仰っしゃいませぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...用むきは」「いやいや...
吉川英治 「私本太平記」
...御用むきは」「画を習いたいとぞんじまして……」山楽は...
吉川英治 「新書太閤記」
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