...三番目に封を切った手紙は僕の甥(おい)から来たものだった...
芥川竜之介 「歯車」
...甥(おい)はがんじょうな男ざかりになって...
伊藤左千夫 「落穂」
...此の人は自分の甥と同じくプリニイといふ名の人で...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...」甥は手帛(ハンケチ)のやうに真つ青な顔をして...
薄田泣菫 「茶話」
...ふだん可愛(かあい)がつてゐる甥の一人が入つて来て...
薄田泣菫 「茶話」
...わしのかわい甥よ...
知里真志保 「あの世の入口」
...」三笹村の甥(おい)が一人...
徳田秋声 「黴」
...しかし、一旦久離切った倅の三之助を、死際にこっちから呼び戻すというのも、昔気質(むかしかたぎ)の三右衛門には出来ず、番頭も甥も、出入りの者も気が付かないのか、気が付いても、わざと知らん顔をするのか、口を噤(つぐ)んで、そのことには触れてくれませんから、病身の三右衛門には、どうすることも出来なかったのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三右衛門の甥世之次郎...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...甥(をひ)の世之次郎樣が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...甥(をひ)の助十郎を入れて跡取にし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...行衛不明であつた中学生の甥が帰つて来た...
原民喜 「夏の花」
...この甥で私には十分ですな」と...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...某氏は甥の某氏にその夢の話をした...
水野葉舟 「取り交ぜて」
...甥(おい)の柳生兵庫も待ち...
吉川英治 「剣の四君子」
...すると堀秀政の旗本、薬師寺(やくしじ)某は、「さすがに、甥も甥なり、叔父も叔父なり、あわれにも、見事な死に振りよ...
吉川英治 「新書太閤記」
...甥の潤(じゅん)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...渡辺の甥(おい)じゃないか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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