...産婆さんに相談してみたらどうですか...
...私の母親は、産婆として働いています...
...産婆の方が、出産に関しては医者よりも詳しいです...
...産婆がいなかったら、私は出産を乗り越えられなかったでしょう...
...この病院には、非常に有名な産婆がいます...
...けれどもおぬいさんは産婆を職業としているその母と二人だけで暮しているのだから...
有島武郎 「星座」
...産婆の指図で、その夜のうちに、子供は壺(つぼ)のなかへ入れられた...
徳田秋声 「足迹」
...」産婆は喋々(ちょうちょう)と自分の腕前を矜(ほこ)った...
徳田秋声 「黴」
...」と産婆は云い続けていた...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...彼は産婆と助手と一緒に...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...産婆が帰っていったのは...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...と帰りしなに産婆が云ったその熟睡を...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...畜生の身としても、その産婆役と、名附親とを忘れてよいものか...
中里介山 「大菩薩峠」
...「御安産で御目出とう御座います」「男かね女かね」「女の御子さんで」産婆は少し気の毒そうに中途で句を切った...
夏目漱石 「道草」
...宗助の頼んだ産婆もかなり年を取っているだけに...
夏目漱石 「門」
...固(もと)より産婆(さんば)の腕(うで)で切(き)り拔(ぬ)けるより外(ほか)に仕樣(しやう)のないもので...
夏目漱石 「門」
...細川といふ産婆の看板を左へ曲つて二軒目の...
林芙美子 「浮雲」
...産婆の話によると伊藤さんは他から...
林芙美子 「河沙魚」
...この貌になつては産婆さんも呼べないと...
北條民雄 「癩を病む青年達」
...午後になつて産婆が來て...
水野仙子 「四十餘日」
...その産婆は営業停止になったそうですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...産婆で五六年も夏じゅう続けて注射をしてくれた村田さんが言った...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...つまり女医や産婆の宅あずかりである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
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