...産婆さんに相談してみたらどうですか...
...私の母親は、産婆として働いています...
...産婆の方が、出産に関しては医者よりも詳しいです...
...産婆がいなかったら、私は出産を乗り越えられなかったでしょう...
...この病院には、非常に有名な産婆がいます...
...そして三月の後には区立病院の産婆養成所の入学試験に及第した...
有島武郎 「星座」
...産婆や看護婦の顔に...
有島武郎 「小さき者へ」
...医師と産婆は場所を忘れたように大きな声で産婦を励ました...
有島武郎 「小さき者へ」
...時(とき)には産婆(さんば)をも爲(し)たのである...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...いい産婆さんは、あんまり人のことをいわないほうが、いいことよ、きっと...
壺井栄 「二十四の瞳」
...」産婆は喋々(ちょうちょう)と自分の腕前を矜(ほこ)った...
徳田秋声 「黴」
...年寄りの産婆を迎えに飛び出して行った...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...「こんな大きな男の子ですもの」という産婆の声が耳に入ると...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...お産婆さんもそう云っていますが...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...畜生の身としても、その産婆役と、名附親とを忘れてよいものか...
中里介山 「大菩薩峠」
...産婆は容易に来なかった...
夏目漱石 「道草」
...産婆(さんば)は細(ほそ)い硝子(がらす)の管(くだ)の樣(やう)なものを取(と)つて...
夏目漱石 「門」
...宗助(そうすけ)の頼(たの)んだ産婆(さんば)も可成(かなり)年(とし)を取(と)つてゐる丈(だけ)に...
夏目漱石 「門」
...賑やかな産婆は、何も彼も心得た風に私を遇して、安心して來るやうにと云つた...
林芙美子 「あひびき」
...午後になつて産婆が來て...
水野仙子 「四十餘日」
...大胆にも進んで産婆の役をして遣った...
南方熊楠 「十二支考」
...産婆のかんばんのかかった家などこまごまと通って...
宮本百合子 「からたち」
...産婆などはいないので...
吉川英治 「日本名婦伝」
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