...あの薬、生薬屋に行けば手に入るよ...
...生薬屋さんでお薬を作ってもらいました...
...生薬屋で福辛子や肉桂など買い物をした...
...生薬屋のおじさんに、風邪薬を勧められた...
...生薬屋の奥さんが、お茶をいれて出してくれた...
...僕も亦(また)僕の小学時代には鉄面皮(てつめんぴ)にも生薬屋(きぐすりや)へ行つて「半紙(はんし)を下さい」などと言つたものだつた...
芥川龍之介 「本所両国」
...田崎は伝通院前(でんずういんまえ)の生薬屋(きぐすりや)に硫黄(いおう)と烟硝(えんしょう)を買いに行く...
永井荷風 「狐」
...生薬屋(きぐすりや)の屋根の上へ火縄銃を担(かつ)ぎ上げたのは...
中里介山 「大菩薩峠」
...普通の生薬屋(きぐすりや)へ行つても駄目なんださうだ...
中戸川吉二 「イボタの虫」
...十七よく見るとこれは一軒の生薬屋(きぐすりや)の店を仕切って...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...本町の生薬屋(きぐすりや)の御神(おかみ)さんと同程度の頭脳である...
夏目漱石 「明治座の所感を虚子君に問れて」
...親類に生薬屋(きぐすりや)があるんですがね」「えッ」「嫁の里が麹町(こうじまち)の桜井屋で」「…………」平次は黙って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...山の手では評判の生薬屋で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...麻布(あざぶ)一円の生薬屋(きぐすりや)を調べさした子分が帰って来ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...佐久間町の生薬屋(きぐすりや)へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「あの辺の生薬屋は一軒残らず訊いて歩くと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――もっと証拠が欲しかったら手前が鼠取りを買った生薬屋(きぐすりや)を伴(つ)れて来ようか」「…………」捨吉はもう争う力も抜けて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんなものはどこの生薬屋(きぐすりや)にもありますぜ」「ちょうど田原屋の唐物(とうぶつ)みたいなもので――」「何だい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...京阪から和歌山田辺(想うに全国到る処)の生薬屋に...
南方熊楠 「十二支考」
...生薬屋のおやじも死(し)んだと...
宮沢賢治 「紫紺染について」
...近くの生薬屋(きぐすりや)に求め...
柳田国男 「海上の道」
...それを私にもたせて近くの生薬屋へ使いに出した...
柳田国男 「故郷七十年」
...根は生薬屋(きぐすりや)あがりだが...
吉川英治 「新・水滸伝」
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