...巳の年月の揃った若い女の生肝(いきぎも)で治ると言って...
泉鏡花 「絵本の春」
...さてとよ……生肝を取って...
泉鏡花 「絵本の春」
...お傍医師(そばいしゃ)が心得て、……これだけの薬だもの、念のため、生肝を、生(しょう)のもので見せてからと、御前(ごぜん)で壺を開けるとな...
泉鏡花 「絵本の春」
...女の生肝を取ろうとするような殿様だもの……またものは...
泉鏡花 「絵本の春」
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高木貞治 「ヒルベルト訪問記」
...一つの例を挙げるならば猿(さる)の生肝(いきぎも)...
柳田国男 「海上の道」
...猿の生肝がよく利(き)くとわかって...
柳田国男 「海上の道」
...猿の生肝ただ一つであるが...
柳田国男 「海上の道」
...猿の生肝話(いきぎもばなし)の告(つ)げ口(ぐち)などともこの点だけは似ている...
柳田国男 「海上の道」
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柳田国男 「海上の道」
...われこそは生肝取りの片面鬼三郎よ...
夢野久作 「白くれない」
...その生肝(いきぎも)をとるには...
吉川英治 「新・水滸伝」
...生肝(いきぎも)料理の準備を命じた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...生肝とりの大俎板(おおまないた)やら包丁(ほうちょう)水桶などをかついで来た子分どもを慌(あわ)てて追い返してから...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その人の生肝(いきぎも)を食らうどころの騒ぎではない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そして一同して首と生肝(いきぎも)とを亡き晁(ちょう)総統の祭壇にそなえた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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