...生疵が痛い、昨夜の記念だ...
種田山頭火 「其中日記」
...振はなすとて恐ろしい力を出せば定めし身も痛からう生疵(なまきず)も処々(ところどころ)に有るを...
樋口一葉 「うつせみ」
...振はなすとて恐ろしい力を出せば定めし身も痛からう生疵(なまきず)も處々に有るを...
樋口一葉 「うつせみ」
...振放(ふりはな)すとて恐(おそ)ろしき力(ちから)を出(だ)せば定(さだ)めて身(み)も痛(いた)からう生疵(なまきず)も處々(ところ/″\)にあるを...
樋口一葉 「うつせみ」
...これは一生疵と言はれてゐるほどで...
北條民雄 「癩院記録」
...二人とも向脛(むこうずね)に生疵(なまきず)が絶えないとでもいったような気持がしました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
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