例文・使い方一覧でみる「生まる」の意味

...「生まるる時の早かりしか... 「生まるる時の早かりしかの読み方
芥川龍之介「文芸的な、余りに文芸的な」

...またおおよそ神によりて生まるる者は世に勝つ... またおおよそ神によりて生まるる者は世に勝つの読み方
内村鑑三「デンマルク国の話」

...士として下才を以てこの世に生まる... 士として下才を以てこの世に生まるの読み方
徳富蘇峰「吉田松陰」

...夢に死し夢に生まるゝ朝寝坊起きて苦を知る釈迦（しゃか）よりはましと猩々庵原松（しょうじょうあんげんしょう）の狂歌にある... 夢に死し夢に生まるゝ朝寝坊起きて苦を知る釈迦よりはましと猩々庵原松の狂歌にあるの読み方
新渡戸稲造「自警録」

...もちろん老人の心にて孫の生まるるは悦ぶことなれども... もちろん老人の心にて孫の生まるるは悦ぶことなれどもの読み方
福沢諭吉「学問のすすめ」

...善心の報いで天に生まる... 善心の報いで天に生まるの読み方
南方熊楠「十二支考」

...セマン人懐妊すると父が予（あらかじ）め生まるべき児の名を産屋（うぶや）近く生え居る樹の名から採って定めおく... セマン人懐妊すると父が予め生まるべき児の名を産屋近く生え居る樹の名から採って定めおくの読み方
南方熊楠「十二支考」

...生まるると直ぐに自ら食を求めて親を煩わさず自活し土を浅く窪（くぼ）めてその中に居るに... 生まるると直ぐに自ら食を求めて親を煩わさず自活し土を浅く窪めてその中に居るにの読み方
南方熊楠「十二支考」

...人屍の臭いを嗅げば子の息臭く墓場を行くうち棺腐れ壊れて足を土に踏み入るれば生まるる子癲癇持（てんかんもち）となるなど雑多の先兆を列（つら）ねある（一八七〇年版ロイド『瑞典小農生活（ビザント・ライフ・イン・スエデン）』九〇頁）... 人屍の臭いを嗅げば子の息臭く墓場を行くうち棺腐れ壊れて足を土に踏み入るれば生まるる子癲癇持となるなど雑多の先兆を列ねある』九〇頁）の読み方
南方熊楠「十二支考」

...『和漢三才図会』に蝮の子生まるる時尾まず出で竹木を巻き母と子と引き合うごとく...
南方熊楠「十二支考」

...蝮の子は生まるると直ぐ歯もないくせに人を咬まんとす... 蝮の子は生まるると直ぐ歯もないくせに人を咬まんとすの読み方
南方熊楠「十二支考」

...蝮子母の腹を破って生まる... 蝮子母の腹を破って生まるの読み方
南方熊楠「十二支考」

...生まるる時必ず母の腹を剖（さ）かねばならぬとあるなど... 生まるる時必ず母の腹を剖かねばならぬとあるなどの読み方
南方熊楠「十二支考」

...いわく他姓と婚すれば生まるる子双親に優ると... いわく他姓と婚すれば生まるる子双親に優るとの読み方
南方熊楠「十二支考」

...大梵天や諸仏の前に生まる... 大梵天や諸仏の前に生まるの読み方
南方熊楠「十二支考」

...この子生まるれば必ずその母の父アクリシウスを殺さんと... この子生まるれば必ずその母の父アクリシウスを殺さんとの読み方
南方熊楠「十二支考」

...母無くして生まるる子というものは有り得ない... 母無くして生まるる子というものは有り得ないの読み方
柳田国男「海上の道」

...同年同月同日に生まるるを希（ねが）わず... 同年同月同日に生まるるを希わずの読み方
吉川英治「三国志」

「生まる」の読みかた

「生まる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「生まる」