...少くとも生ける汝は正(せい)に帰り義を行い以て物質的恩恵の回復を計れと勧めるのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...生ける腸(はらわた)は...
海野十三 「生きている腸」
...生ける腸(はらわた)にあたえるのだった...
海野十三 「生きている腸」
...おわりに四十何人かの生ける亡者どのの健康をしゅくし...
海野十三 「火薬船」
...生ける屍(しかばね)...
太宰治 「火の鳥」
...まるで生ける屍だ...
種田山頭火 「其中日記」
...恰も生ける人に似て三靈互ひに相交り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かの片岡鉄兵君の「生ける人形」(勿論...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...再読するにまのあたり生ける先生の言を聞くが如し...
永井荷風 「書かでもの記」
...では彼は情けを持たぬのであらうか? 否! 生きとし生けるもの無情ではない...
中原中也 「詩に関する話」
...真にその肉体から高貴な人義的の愛を体得して生れた「生ける愛の詩人」である...
萩原朔太郎 「愛の詩集」
...かくては生けるかひもなし...
正岡子規 「墨汁一滴」
......
正岡子規 「墨汁一滴」
...生けるわが子を受け取っても...
吉川英治 「剣の四君子」
...生ける夜叉か羅刹の軍のように見えて...
吉川英治 「三国志」
...ワラ人形の軍功も生ける人間並だった...
吉川英治 「私本太平記」
...生ける大虎を搦(から)めるような大騒動の下に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...こういう生ける文覚に対してみるのも...
吉川英治 「随筆 新平家」
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