...ひいてはその日一日が生き甲斐のあるものとなるだろう...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...或る新しい生き甲斐のある世界を...
石川啄木 「赤痢」
...明治三十七八年頃の堅實なる地方町家に人となり青春の時代をやや目覺めはじめた女性として生き甲斐ある行き方をしたいと考へながら...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...これじゃ何処に生き甲斐があるというんだ」「オイ頼むから...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...立派に生き甲斐を感じたい...
太宰治 「女生徒」
...吾々はどんなにか生き甲斐を感ずるだろう...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...」「働えた上にも働かなくちゃあ、生き甲斐がねえ...
豊島与志雄 「土地」
...味気ない生き甲斐のないことのように思えて...
豊島与志雄 「道連」
...生き甲斐のある一日として思ひ出の種にし得るかどうか...
葉山嘉樹 「氷雨」
...私は生き甲斐といふものを...
原民喜 「火の子供」
...生き甲斐を見いだす...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...恰(あたか)もそうやって我慢をしている事だけが自分のもう唯一の生き甲斐ででもあるかのように...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...その人に仕えること――それに生き甲斐を感じている従僕だけは異っていた...
本庄陸男 「石狩川」
...わたくしとて生き甲斐のあろうはずがなく...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...「……毎日まいにちがこんなに生き甲斐のあることは初めてです...
山本周五郎 「菊屋敷」
...生き甲斐を感ずる者もいる...
山本周五郎 「竹柏記」
...生き甲斐もありそうだ...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...なんの生き甲斐がある」と歎いた...
吉川英治 「三国志」
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