...しみじみ生き甲斐を感じたか...
芥川龍之介 「好色」
...それ程の『生き甲斐』を得る為めになら...
伊藤野枝 「乞食の名誉」
...自分一人の「生き甲斐」ある仕事を本当にきめて勉強しようと思った...
伊藤野枝 「転機」
...これじゃ何処に生き甲斐があるというんだ」「オイ頼むから...
海野十三 「十八時の音楽浴」
...生き甲斐(がい)を...
太宰治 「兄たち」
...なんの生き甲斐(がい)も感じていないという事に在ったのでした...
太宰治 「風の便り」
...心底に生き甲斐(がい)を感じて出発したのです...
太宰治 「新ハムレット」
...働いてゐてこそ生き甲斐があるやうに思ふんです...
「修道院の秋」
...この三年というもの私は本当に生き甲斐のある仕事を致しました」「…………」何という犠牲的な愛情でしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...奮闘さえすれば何となく生き甲斐があるような心持がするんだ...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...恰(あたか)もそうやって我慢をしている事だけが自分のもう唯一の生き甲斐ででもあるかのように...
堀辰雄 「かげろうの日記」
...「……毎日まいにちがこんなに生き甲斐のあることは初めてです...
山本周五郎 「菊屋敷」
...生き甲斐を感ずる者もいる...
山本周五郎 「竹柏記」
...生き甲斐(がい)のあるように感じられた...
山本周五郎 「泥棒と若殿」
...どちらに生き甲斐があるかは私が云うことではあるまい...
山本周五郎 「日本婦道記」
...生きて生き甲斐ないこの病気...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...――生き甲斐といつてもよい位の喜びと考へ合はせますと...
吉川英治 「折々の記」
...何の生き甲斐(がい)があるでしょう」「あなたの性格は...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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