...田園に特有な生き生きとした匂いが部屋じゅうにみなぎった...
有島武郎 「親子」
...張りきった生き生きとした活気が蔵されているものです...
上村松園 「謡曲仕舞など」
...あなたも一緒に行らっしゃい」夫人は荒原の女豹が獲物を捕える時のように生き生きとした眼を輝かせながら...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...が、生き生きとした、娘々した点に於(お)いては、小柄なせいもあるでしょうが、少しもナオミと変りなく、そして衣裳(いしょう)の豪華なことは寧(むし)ろナオミを圧倒するものがありました...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...希望に燃えた生き生きとした顏...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...それらに自由な生き生きとした表情を与えた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それにたいする老人の生き生きとした感じには及びもつかなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼女は帽子をぬいで生き生きとした顔つきでながめた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...不思議に生き生きとした魅惑を以て迫つてくる...
萩原朔太郎 「青猫」
...妙に生き生きとした印象を与える...
久生十蘭 「魔都」
...確信とは生き生きとした強い想念であるが...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...そこには生き生きとした「人間」の表情があるからだ...
北條民雄 「柊の垣のうちから」
...そんな周囲の生き生きとした光景のおかげで...
堀辰雄 「麦藁帽子」
...写生のできる今日になって描かれる絵は生き生きとした生命(いのち)があって傑作が多かった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...描き表された各々の対象の真の精髄やそれら描画対象の間にある生き生きとした差異を象徴化し強調するために奉仕していた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...やはり生き生きとした華やかな心持ちではなかろうか...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...その白い剥落面さえもこの画の新鮮な生き生きとした味を助けている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...埴輪の上部に作られた顔面に生き生きとした表情が現われてくることを...
和辻哲郎 「人物埴輪の眼」
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