...生き残りの九台の救援艇隊にふりかかる運命は...
海野十三 「怪星ガン」
...生き残りの青年団員でもあろうか...
海野十三 「空襲葬送曲」
...そしてわれわれ蠅族だけが生き残り...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...それを見た生き残りの私たちは...
永井隆 「この子を残して」
...わが民族だけが生き残り...
永井隆 「この子を残して」
...そのわずかの芋は生き残りの私らを養うに十分であった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...崩れはてた教室に生き残りの教室員がしばしば集まったが...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...日露戦争の従軍記者の生き残りだ...
野村胡堂 「胡堂百話」
...「生き残りの斑組の首領が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ところが僕を見る他国の人間の眼は僕のなかに生き残りの人間しか見てくれなかつた...
原民喜 「鎮魂歌」
...生き残りの十五名は...
久生十蘭 「海難記」
...彼の血肉の中に生き残りつづけた宗教性のことである...
三好十郎 「ゴッホについて」
...生き残りたる二人の子とともに元(もと)の屋敷の地に小屋を掛けて一年ばかりありき...
柳田国男 「遠野物語」
...ともにその一方の生き残りの者の子孫であって...
柳田国男 「木綿以前の事」
...黒髪の孩児のみが乳を呼びつつ生き残りけるこそ哀れの中のあわれなりしか...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...一番しまい間際(がけ)に聴覚(みみ)だけが生き残ります...
夢野久作 「近世快人伝」
...かつての湊川の生き残りである...
吉川英治 「私本太平記」
...生き残りの戦友たちに...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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