...生きのいい花のかべを...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...生きのいいのは大てい兵隊とか工場に引っぱられている...
梅崎春生 「魚の餌」
...生きのいい本場ものを...
武田麟太郎 「一の酉」
...真赤な脣はまるで生きのいい鮭のよう...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...くろだいの生きのいいのを上手に塩してある...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...生きのいいやつを...
中里介山 「大菩薩峠」
...海でとった生きのいい魚...
中里介山 「大菩薩峠」
...生きのいい青年だった...
野村胡堂 「胡堂百話」
...生きのいいところを見せはじめた...
野村胡堂 「胡堂百話」
...なかなか生きのいいところがあってようございます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あまりに生きのいい黒ずんだ目が翳(かげ)されていることで...
室生犀星 「幻影の都市」
...ごわごわした生きのいいのがいいわ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...鯛は生きのいい大鯛を一匹ごと食膳に運んでくる...
矢田津世子 「茶粥の記」
...まだ若盛りで生きのいいところを見せていた...
山本笑月 「明治世相百話」
...もっと生きのいいビタミンに満ち満ちたものが...
夢野久作 「路傍の木乃伊」
...いわゆる潮みがきにかけられた皮膚と生きのいい鰡(ぼら)みたいな眼をもって...
吉川英治 「新書太閤記」
...生きのいい若者だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その頃に生きのいいお刺身でも届けてよこすから」四茶をのむ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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