...生きた空もないようにすくまっていた...
久生十蘭 「湖畔」
...彼のために密輸業者どもは戦々兢々として生きた空もない有様であった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...生きた空もないやうな思ひで男に訴へつづけた歎かひにも拘らず...
堀辰雄 「七つの手紙」
...生きた空もない位恐ろしゅうなりましたので...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...生きた空もない思いをしているらしく見えた...
夢野久作 「名君忠之」
...生きた空もない顔を揃えていたのは無理もない...
吉川英治 「三国志」
...魯粛は、酒もさめ果て、生きた空もない...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??