...満州軍の建設には人知れざる甚大な努力が払われた...
石原莞爾 「戦争史大観」
...江戸の羽子に比(くらぶ)れば甚大なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...この精神が日本の青年に与えた影響は実に甚大なものである...
辻潤 「自分だけの世界」
...意義は特別甚大なのである...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...甚大なものがあつた...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...及ぼすところの迷惑甚大なところから...
中里介山 「大菩薩峠」
...この水族館がいかに科学普及に甚大な功績を挙げているかを示すために引用されている...
中谷宇吉郎 「異魚」
...甚大な被害を蒙ったというのである...
中谷宇吉郎 「抗議する義務」
...影響するところが甚大なのである...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...とくにカスリン台風の甚大な被害...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...彼らには甚大な遺憾事であったろうと...
蜷川新 「天皇」
...養成した功労も亦甚大なるものであるといわねばならない」とあった...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...直観に対する甚大な渇望から生れた...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...欧州戦争であのように甚大な家庭の破壊を蒙った後...
宮本百合子 「新しい婦人の職場と任務」
...筆者は先生の地震学に対する甚大なる貢献に敬意を表する点においては人後に落ちないつもりであるが...
武者金吉 「地震なまず」
...甚大な被害を生じる可能性があるであろうか...
武者金吉 「地震なまず」
...近代のヨーロッパに甚大な影響を与えたのであるが...
和辻哲郎 「鎖国」
...一方では倭寇の掠奪行為によって甚大な社会不安をひき起されるよりも...
和辻哲郎 「鎖国」
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