...殆ど世代の差とともに甚だしい趣味の相違を來して仕舞つたかの風があつて...
會津八一 「趣味の修養」
...同人の思想的動搖が甚だしい急調を帶びて行はれました...
石川三四郎 「浪」
...あまり甚だしい事実の差でございます...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...殊に小児には甚だしい影響がでてきたことを...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...これより甚だしいのは半日か一日ぐらいしか保たない生菓子を注文しておきながら急に不用になったという場合...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...「あまり甚だしい楽屋落は困るけれども...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...甚だしいものがある...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...むしろもっと甚だしい災害に襲われそうである...
寺田寅彦 「鑢屑」
...日本の歴史的風俗に於ては甚だしい知識不足を暴露しているのである...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...甚だしいのは、前日の将棋の遺恨忘れ難く、朝湯もそっちのけにし、朝飯を顧みる遑(いとま)なく、ついに午飯(ひるめし)の時になって、山の神に怒鳴り込まれ、あわてて飛び出すものもある...
中里介山 「大菩薩峠」
...又斯くの如く甚だしいのか...
中島敦 「南島譚」
...この土地に特有な沈堆性(ちんたいせい)の丘陵(メサ)が甚だしい侵蝕作用のために...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...殊に何物かの甚だしい行き詰りがあるらしい...
萩原恭次郎 「純情小曲集」
...最近人口が急激に増加しているから非常に甚だしい困窮を来すであろうと憂慮されている(訳註)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それが常に土地の食物を生産する極度の能力に及ばざること甚だしいものでなければならぬということを想起するのが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...甚だしい記憶の喪失が...
夢野久作 「一足お先に」
...甚だしい怒りようで...
吉川英治 「三国志」
...天を畏(おそ)れざるも甚だしい...
吉川英治 「平の将門」
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