「甚」の意味
非常に
小説での「甚」の使い方
...破損が甚しかつたために...
會津八一 「一片の石」
...甚(どんな)人が其腕車を曳いたのか解らぬ...
石川啄木 「天鵞絨」
...甚(ひど)く躁(はしや)ぎましたよ...
薄田泣菫 「茶話」
...今日『日本人』三十一号を読みて君が書牘体(しょとくたい)の一文を拝見致し甚だ感心いたし候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...是れ妄信の甚しきもの也...
竹越三叉 「深憂大患」
...南風四月甚(はなは)だ心に関(かか)る」...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...これは甚だ便利な動物である...
豊島与志雄 「台湾の姿態」
...好事ノ甚シキ、万年青ヲ愛スル富家翁ノ臭味ト一様...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「好古小言」
...甚(はなは)だ喜ばれないかも知れず...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...「拙者は山浦甚六郎だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...さらでもの疲れ甚しく...
樋口一葉 「うつせみ」
...いうまでもなくこの二つの特色が同一人に兼備されている場合は甚だまれである...
平林初之輔 「小酒井不木氏」
...その趣を発揮する人が甚だ少ない...
正岡子規 「病牀六尺」
...そいで無かつたら、甚次が、――さうだ此の人であつても、構はん理窟ぢや...
三好十郎 「妻恋行」
...甚次郎の山中にある彼の小屋で生活させた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...束縛され方が普通の場合よりも甚しい...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...林崎甚助にとって...
吉川英治 「剣の四君子」
...まったく甚三郎の発狂かと怪しんだが...
吉川英治 「夏虫行燈」
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