...甚だ不正確に複製した三色版と云はなければならぬ...
芥川龍之介 「僻見」
...僕の変化は最も甚(はなはだ)しい...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...それは甚(はなは)だしく不気味であったにも拘らず...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...一大障壁を築くというに至っては没人道もまた甚だしきもの...
大隈重信 「永久平和の先決問題」
...東西両文明の隔たりは愈々(いよいよ)甚(はなは)だしくなったからして...
大隈重信 「日本の文明」
...迂闊も亦甚しからずや』と勵ましつゝ行くに...
大町桂月 「千葉夜行記」
...どうも甚(はなは)だ恐縮……不埒(ふらち)な奴はその猫ではなく...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...是れ平生氏を知るものゝ甚だ心外千萬とする所なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...類型さえも甚だ稀薄な...
豊島与志雄 「性格批判の問題」
...駒井甚三郎は、ただ単に、初対面の書生を引見しただけの気分でしたが、柳田の方は最初からの一種異様な印象が、この時分になって、ようやく不快を萌(きざ)してきました...
中里介山 「大菩薩峠」
...甚だしく穏やかである...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...三十以上まだ四十にも足らぬ身を以て寡居(かきょ)は甚だ宜しからず...
福沢諭吉 「新女大学」
...仁王門の甚太郎さんのやうだ! と囁き合つて...
牧野信一 「歌へる日まで」
...頭が甚(はなは)だ不透明(ふとうめい)になツてゐる...
三島霜川 「平民の娘」
...戦争になってからこの地方一帯の農家の困りかたは甚しかった...
「小祝の一家」
...此女は先生をして貧甚しきに至ることを免れしめたやうである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...甚だうま味のあることだと...
吉川英治 「江戸三国志」
...「甚七...
吉川英治 「新書太閤記」
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