...図‐602六兵衛の窯図‐603甕の凹所に花の浮かしをつくっている陶工図‐604陶器に装飾しつつある工匠(石油ランプを見よ)図‐605玩具の家をつくっている陶工(陶工は粘土を薄い板状にのばし...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...だから、あの新聞広告を見て愕(おどろ)いて、水甕を割ったり、寝台をばらばらにしたやつは、大間抜(おおまぬ)けだということさ...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...またの名は甕布都の神といふ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...古き甕は碎けたり...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...十五中庭の土に埋め込んだ水甕(みずがめ)に金魚を飼っている...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...酒甕の口が開かれ...
豊島与志雄 「立札」
...渦巻の浮彫をした甕(かめ)形の王宮にはほうぼうに入口があり...
中勘助 「島守」
...お勝手の水甕(みずがめ)――早支度をするので飯炊きの権三郎が前の晩からくみ込んで置いた水の中には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...古甕……鎧扉の隙まからさしこむ光線のほそい縞の中で...
久生十蘭 「金狼」
...真鍮(しんちゅう)製の水甕(みずがめ)と...
牧逸馬 「ヤトラカン・サミ博士の椅子」
...美しい青味のある海鼠釉(なまこぐすり)を用いて土鍋(どなべ)だとか湯通(ゆどうし)だとか甕(かめ)だとかを焼きます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...この窯は昔北九州地方でよく描かれた松絵の大捏鉢(おおこねばち)や水甕(みずがめ)を...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...カキズ熟柿を甕の中に貯へて作る酢があつて...
柳田國男 「食料名彙」
...くやしいものだから甕の中から悪口をいう...
柳田国男 「母の手毬歌」
...いわゆる一夜酒(ひとよざけ)を酒甕(さかがめ)に醸して置いて...
柳田国男 「木綿以前の事」
...序章乙女(おとめ)たちの一団は水甕(みずがめ)を頭に載(の)せて...
横光利一 「日輪」
...土間の甕(かめ)から勝手に汲(く)んで」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...甕の石ブタを取り除(の)けてみると...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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