...安井息軒、元田東野、重野成斎、川田甕江、大槻磐渓、鷲津毅堂、岡松甕谷、阪谷朗廬、根本通明、竹添井々、島田篁邨、三島中洲などもおったが、その他幾多相当の儒者が生存しておったから直接間接種々思想問題にも関係があった次第である...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...3.水甕は毀れるまでの井戸通ひ...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...「後生願わん者は糂甕(じんたがめ)一つも持つまじきもの」とは実際だ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...固有の料理法や各地の料理法を伝え紹興老酒の古甕を備えてる料理屋も...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...そして水甕はそのまま打ち捨てましたが...
豊島与志雄 「水甕」
...トロフォニウスの染甕(そめがめ)の中にあったものは皆...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...蒼白い月の光のその中で一寸接唇(くちづけ)するのです……泉は遐((とほ))くで泣いてます うつとり和(なご)んで泣いてます……甕((かめ))に肘をば突きまして...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...及び「異端」「水甕」「アララギ」「風景」等に発表した二...
萩原朔太郎 「月に吠える」
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橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...帽子の代りに甕を頭にかぶつて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...戸を繰れば厨の水に有明の薄月射しぬ山桜花昔はどこの家にも水甕といふものがあつて一杯水が張つてあつたものだ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...巣甕のまはりから一疋づつ少年たちを眼がけて...
室生犀星 「めたん子傳」
...甕の如きも海鼠釉は主に縁に掛けてあるだけで...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...銀杏(いちょう)の根が密封した死人の甕(かめ)を取り囲む...
夢野久作 「暗黒公使」
...「オイ大きな甕があるぞ...
夢野久作 「ツクツク法師」
...三人が鍬のあたまで甕の横腹を無茶苦茶にタタキ割りました...
夢野久作 「ツクツク法師」
...筧(かけひ)の注いでいる大甕(おおがめ)のかたわらへ寄って...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼は水甕(みずがめ)を綱でくくって...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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