...甑島はちょっと見には...
梅崎春生 「幻化」
...使メ三レ人頓ニ忘レ二甑中之苦ヲ一...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...壁二有リ二蒼苔一甑ニ有リレ塵...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...然し彼等に對する自分の記憶は甑のやうなものだ...
長塚節 「教師」
...北海道帝国大学の理学博士山田幸男君からの所報によれば「小生数十年前薩摩の甑島に於てそのスミソアエと致したるものを漁師の家にて馳走になりし事を覚えおり候...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...薩州甑島(こしきじま)に生ずる萱草も多分このハマカンゾウにほかならないであろう...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そこらに甑(かめ)のような物やら...
森鴎外 「鼠坂」
...甑(かめ)の中へ便を足したりすることになっていたのを...
森鴎外 「鼠坂」
...鹿児島県の甑島(こしきじま)へ行くと上甑(かみこしき)の方ではネンガラまたはネンガネ...
柳田国男 「こども風土記」
...薩摩(さつま)の下甑島(しもこしきじま)ではバッコーというのが...
柳田国男 「こども風土記」
...今から考へて見ると形がやゝ甑(こしき)と似て居る...
柳田國男 「食料名彙」
...甑はもう使用する人が無いから...
柳田國男 「食料名彙」
...今から考えてみると形がやや甑(こしき)と似ている...
柳田國男 「食料名彙」
...甑はもう使用する人がないから...
柳田國男 「食料名彙」
...一つの甑(こしき)で蒸(む)した強飯(こわめし)...
柳田国男 「年中行事覚書」
...薩摩(さつま)の甑島(こしきじま)などははっきりとホコと呼んでいる...
柳田国男 「母の手毬歌」
...イヒは甑(こしき)でふかすこと今日の赤飯のごとくであったが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...甑も皿もまたトグロ・ツグラも皆同じで...
柳田國男 「和州地名談」
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