...瓢箪から駒が出るように、思わぬ幸運に出会うことがある...
...父さんは瓢箪から駒が出るようなビジネスチャンスをつかむセンスがある...
...瓢箪から駒が出るなんて、まるでおとぎ話のようだ...
...宝くじが当たるとは、瓢箪から駒が出るようなものだ...
...瓢箪から駒が出たと思ったら、実は落とし穴だったという話もある...
...非思料(ひしれう)の思料などとは瓢箪なまづ的の胡麻化しで...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...方頷粗髯の山本権兵衛然たる魁偉(かいい)の状貌は文人を青瓢箪(あおびょうたん)の生白(なまっちら)けた柔弱男(にやけおとこ)のシノニムのように思う人たちをして意外の感あらしめた...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...前に言った瓢箪形のビデなどは...
大杉栄 「日本脱出記」
...旧暦の十一月十三日から四十八夜の間瓢箪(ひょうたん)をたたき空也念仏(くうやねんぶつ)を唱えて歩くもので...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...何しろ彼の応対は丹生夫人が「瓢箪鯰」と云った通り...
谷崎潤一郎 「細雪」
...追ひ詰められるまでは瓢箪鯰(ひょうたんなまず)に受け流してゐて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...七の瓢箪(ひょうたん)のような形の顔をした口先のませた女がいった...
近松秋江 「うつり香」
...大いなる瓢箪酒を持ち込んで...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...黄金入りの千生り瓢箪は...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...浅草公園の瓢箪池(ひょうたんいけ)の附近に行くと最近まであれを専門に売って居る露店があったものだ...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...奧山から瓢箪池の橋を渡つて活動街へ...
南部修太郎 「日曜日から日曜日まで」
...瓢箪(ひょうたん)の川流れみたようになッてしまう...
新渡戸稲造 「人格の養成」
...伜の瓢箪(へうたん)野郎をお通夜にでもよこしやがれ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「昨日瓢箪供養に持出して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その隣家(となり)に清元の太夫(たゆう)とかいう瓢箪(ひょうたん)の紋の提灯(ちょうちん)をさげた駄菓子屋があった...
長谷川時雨 「源泉小学校」
...先刻ご承知の千成瓢箪(せんなりびょうたん)の馬印(うまじるし)のような奇妙な顔...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...奇妙な瓢箪のようである...
火野葦平 「花と龍」
...獅子頭(ししがしら)は瓢箪を口にくわえて...
柳田国男 「雪国の春」
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