...O君は綿抜瓢一郎(わたぬきへういちらう)と云ふ筆名のある大学生であつた...
芥川龍之介 「漱石山房の冬」
...瓢箪(ひょうたん)を立てたような青い酒壜があった...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
......
高浜虚子 「五百句」
...瓢箪池の島には「おまさ」のほかに...
高見順 「如何なる星の下に」
...瓢屋の婢(じょちゅう)は川獺の悪戯(いたずら)をする晩を知っていて...
田中貢太郎 「築地の川獺」
...平岡小糸の二画伯と築地の瓢亭に飲む...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...千瓢向ふところ商敵なし...
長岡半太郎 「大阪といふところ」
...瓢(ふくべ)を取り出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...瓢箪(ひょうたん)型の男...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...玄関へ瓢箪を出せば...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八?」「瓢々斎の居間の押入に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いつの間にか瓢箪池(ひょうたんいけ)の...
橋本五郎 「地図にない街」
...垣の瓢のぶらぶらとして卯の毛の先きの疵もつかで五十年の生涯を送りたりとて...
樋口一葉 「花ごもり」
...二人の瓢逸(ひょういつ)の潜水夫は追って二点の・・となり...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...旅装纔挈一瓢行...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...瓢屋なんぞは稀に往くことがある...
森鴎外 「追儺」
...民間最初の水族館浅草瓢箪池掘下げの珍獲物浅草公園六区の瓢箪池(ひょうたんいけ)を...
山本笑月 「明治世相百話」
...それに、大きな刄廣の鋸と、鉞が一丁、小さな瓢が一つ、括しつけてある...
吉江喬松 「山岳美觀」
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