...ヤウ/\瓜生野(うりふの)マデゾ付ニケル...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...レーニン著『マルクス・エンゲルス・マルクス主義』(瓜生・直井訳)...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...……それから、右に、順々に、帆足(ほあし)市右衛門氏、瓜生徳平氏、大貝潜太郎(おおがいせんたろう)氏、石崎敏行(びんこう)氏、……」若松生えぬきの副島は、よく土地の名士を知っていて、一人のこらず、金五郎に教え、「築港会社の田中さんも居るし、……役場で、昼間、市制施行についての懇談会でも、やったのかも知れん」運ばれて来たビフテキ、トンカツ、エビフライなどを、馴れぬナイフとフォークで切りながら、ビールを飲んだ...
火野葦平 「花と龍」
...特選売場の瓜生のすゝめ上手に乗せられて又ネクタイ二本買った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...瓜生岩子の銅像や...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...も一つは瓜生(うりゅう)岩子銅像の側にある宗因...
山本笑月 「明治世相百話」
...瓜生岩子(うりゅういわこ)の銅像の横のベンチに...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...瓜生保(うりゅうたもつ)」「田中氏政ッ」「越後党の烏山時成」声々に...
吉川英治 「私本太平記」
...近侍の瓜生保(うりゅうたもつ)に...
吉川英治 「私本太平記」
...――供もなるべくは大勢を」と、脇屋義助は言って、瓜生保のほか、里見新兵衛、世良田兵庫助など、屈強(くっきょう)な供二十人を選んで兄を送り出した...
吉川英治 「私本太平記」
...義貞はそれの追撃に躍り逸(はや)ッている馬上から後ろを見て――「瓜生の勢(せい)はちょっと待て...
吉川英治 「私本太平記」
...心得ました」瓜生隊の中には忍者組織があったのである...
吉川英治 「私本太平記」
...そして二十四日の今朝、「やんだわ!」と、五月の空の、雲のきれまを仰ぎながら、門廊(もんろう)のあたりまで歩いて来て、「瓜生(うりゅう)、瓜生っ」と、人を呼んでいた...
吉川英治 「私本太平記」
...これから瓜生山(うりゅうざん)の尾根へ降って...
吉川英治 「新書太閤記」
...白河の上流から瓜生(うりゅう)山の麓(ふもと)をあるいて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...志賀山と瓜生山(うりゅうやま)の間(あい)ノ沢(さわ)あたりで...
吉川英治 「宮本武蔵」
...瓜生山(うりゅうやま)で再び会って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...瓜生山で辷(すべ)った時の打傷(うちみ)が痛いといいだし...
吉川英治 「宮本武蔵」
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