例文・使い方一覧でみる「瑯」の意味


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...博物志(はくぶつし)或(あるひ)は※代酔(らうやたいすゐ)に見えたる雲台山(うんたいさん)の火井も此地獄谷の火のごとくなれども...   博物志或は瑯※代酔に見えたる雲台山の火井も此地獄谷の火のごとくなれどもの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...琺質が壞れて神經が現はれるのださうだ...   琺瑯質が壞れて神經が現はれるのださうだの読み方
田山録弥 「神經家の言」

...そうしてやはり琺引きでとっ手のついた大きい筒形のコップをそのわきに並べて置き...   そうしてやはり琺瑯引きでとっ手のついた大きい筒形のコップをそのわきに並べて置きの読み方
寺田寅彦 「日常身辺の物理的諸問題」

...琺の野外の空に 明けの鳥一つ阿爾加里性水溶液にて この身を洗へ蟷螂は眼(まなこ)光らせ 露しげき叢を出づわが手は 緑玉製Isis(イジス)の御(み)膝の上に...   琺瑯の野外の空に 明けの鳥一つ阿爾加里性水溶液にて この身を洗へ蟷螂は眼光らせ 露しげき叢を出づわが手は 緑玉製Isisの御膝の上にの読み方
富永太郎 「四行詩」

...外側は琺質の極めて堅い層で蔽われている...   外側は琺瑯質の極めて堅い層で蔽われているの読み方
中谷宇吉郎 「異魚」

...僕は自分の靴音を琺質の無限の時間の中に刻まれる微妙な秒針のやうにおもひながら歩いてゐた...   僕は自分の靴音を琺瑯質の無限の時間の中に刻まれる微妙な秒針のやうにおもひながら歩いてゐたの読み方
原民喜 「魔のひととき」

...第二百五十一琺鍋(ほうろうなべ)小山「そこでお料理が七色揃いました...   第二百五十一琺瑯鍋小山「そこでお料理が七色揃いましたの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...西洋鍋の中(うち)でも厚い鉄のスープ鍋なんぞは丈夫に出来ていますが琺を敷いた鍋は暖炉の蓋の上で使うものですから強い火に当てられません...   西洋鍋の中でも厚い鉄のスープ鍋なんぞは丈夫に出来ていますが琺瑯を敷いた鍋は暖炉の蓋の上で使うものですから強い火に当てられませんの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...しかるにその琺鍋の新しいのを日本風の七輪のカンカン起った火の上へ載せたら直(すぐ)にパチパチと琺が剥げてしまいます...   しかるにその琺瑯鍋の新しいのを日本風の七輪のカンカン起った火の上へ載せたら直にパチパチと琺瑯が剥げてしまいますの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...鉄鍋という注文を受けても品物がないから薄い琺鍋を届けておくというような不親切な事では文明流の商売と申されません...   鉄鍋という注文を受けても品物がないから薄い琺瑯鍋を届けておくというような不親切な事では文明流の商売と申されませんの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...とにかく生後の毛髮の資になるものや骨量や齒の琺質など...   とにかく生後の毛髮の資になるものや骨量や齒の琺瑯質などの読み方
吉川英治 「折々の記」

...(ろうや)という片田舎に隠居していると聞くのみであった...   瑯という片田舎に隠居していると聞くのみであったの読み方
吉川英治 「三国志」

...第四雷薄(らいはく)は、(ろうや)へ...   第四雷薄は、瑯への読み方
吉川英治 「三国志」

...(ろうや)の南陽(山東省・泰山の南方)であります...   瑯の南陽でありますの読み方
吉川英治 「三国志」

...もっとつまびらかに語り給え」「その人の生地は(ろうや)陽都(ようと)(山東省(さんとうしょう)・泰山南方)と聞き及んでおります...   もっとつまびらかに語り給え」「その人の生地は瑯陽都・泰山南方)と聞き及んでおりますの読み方
吉川英治 「三国志」

...県(ろうやきょけん)の人...   瑯県の人の読み方
吉川英治 「三国志」

...(ろうかん)みたいに白く凍(こご)えきった若者が...   瑯みたいに白く凍えきった若者がの読み方
吉川英治 「親鸞」

...疾(と)うに冷め切った味噌汁(おみおつけ)を入れた琺(ほうろう)の壜(びん)と一緒に...   疾うに冷め切った味噌汁を入れた琺瑯の壜と一緒にの読み方
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」

「瑯」の読みかた

「瑯」の書き方・書き順

いろんなフォントで「瑯」


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