...「瑩然(えいぜん)として裸立す...
芥川龍之介 「鴉片」
...最初の弥撒(ミサ)が唱えられた瑩窟(えいくつ)は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...瑩々自ら氣を勵まして進み遂に千曲川に達す...
長塚節 「草津行」
......
中谷宇吉郎 「雪」
...瑩朗(えいろう)たる面(おもて)を過ぐる森羅(しんら)の影の...
夏目漱石 「薤露行」
...瑩徹(えいてつ)などとは誓って申されない...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...光瑩精工...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「青塚ノ説」
...東本願寺の光瑩(こうけい)上人の姉妹(はらから)が...
長谷川時雨 「九条武子」
...三百年間親戚としての往来はおろか、敵視状態だったのが、明治元年に絶交を解いて、交際が復活したからとて、両方の法主――光尊、光瑩の両裏方を、お互いに養女としあって、戸籍上の姻戚関係をむすんだといっても、お宝(たから)娘の武子さんを、となると、惜んだもののあったのも、わからなくもない...
長谷川時雨 「九条武子」
...即道元(永平)營山(總持)瑩山の弟子明峯素哲歸化僧明極等は主として其活動力を北陸道に集注した...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...瑩として蒼玉のごとし...
南方熊楠 「十二支考」
...法諡(はふし)を瑤津院殿瓊山妙瑩大禅尼と云ひ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...書状も瑩々とわけきこえかね候故...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...村園花満玉瑩々...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...満林飛雪鎖晶瑩...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...本願寺の大谷光瑩伯は当時霞ヶ関の邸内でこのキンポウリュウの名品数十鉢を陳列して同好者を驚かしたが...
山本笑月 「明治世相百話」
...万象瑩然(えいぜん)として清爽(せいそう)際涯(さいがい)を知らずと書物には書いてあります...
夢野久作 「狂人は笑う」
...瑩(えい)の香炉...
吉川英治 「親鸞」
便利!手書き漢字入力検索