例文・使い方一覧でみる「瑣」の意味


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...――あらゆる日常の事の中に無上の甘露味を感じなければならぬ...   ――あらゆる日常の瑣事の中に無上の甘露味を感じなければならぬの読み方
芥川龍之介 「侏儒の言葉」

...徒(いたづ)らに学風を煩(はんさ)にし...   徒らに学風を煩瑣にしの読み方
石川啄木 「閑天地」

...望月右内氏(政)煩聞くに堪へずと之を攻撃するや...   望月右内氏煩瑣聞くに堪へずと之を攻撃するやの読み方
石川啄木 「雲間寸觀」

...かゝる談(さだん)も世に埋冤(まいゑん)せん事のをしければ...   かゝる瑣談も世に埋冤せん事のをしければの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...煩(はんさ)な堂々めぐりの...   煩瑣な堂々めぐりのの読み方
太宰治 「女生徒」

...長い間社会の煩な圧迫の下に苦しんでゐて...   長い間社会の煩瑣な圧迫の下に苦しんでゐての読み方
田山録弥 「社会と自己」

...少数の学徒の間に行われた煩(はんさ)なる教理の講説や伝習そのことは...   少数の学徒の間に行われた煩瑣なる教理の講説や伝習そのことはの読み方
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」

...それで一個人の身辺事の記録には筆者の意識いかんにかかわらず必ず時代世相の反映がなければならない...   それで一個人の身辺瑣事の記録には筆者の意識いかんにかかわらず必ず時代世相の反映がなければならないの読み方
寺田寅彦 「自由画稿」

...益々以てに渉り微に入る...   益々以て瑣に渉り微に入るの読み方
内藤湖南 「學變臆説」

...その末な點を擧げて之を攻撃し...   その瑣末な點を擧げて之を攻撃しの読み方
内藤湖南 「支那目録學」

...家庭の不和だのみんな々たる問題だ...   家庭の不和だのみんな瑣々たる問題だの読み方
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」

...父の児肝失喇(ソルカンシラ)から渡されたこの守り刀が...   父の瑣児肝失喇から渡されたこの守り刀がの読み方
林不忘 「若き日の成吉思汗」

...」「百足凧といふのは――」と私は、こゝで何やら感慨深さうに首を振つたが、煩を忍んで、曖昧ながらにでも此方が凧の構造を説明しなければならなかつた...   」「百足凧といふのは――」と私は、こゝで何やら感慨深さうに首を振つたが、煩瑣を忍んで、曖昧ながらにでも此方が凧の構造を説明しなければならなかつたの読み方
牧野信一 「鱗雲」

...「お祭佐七」の箱丁のやうな細の役に妙技を見せた...   「お祭佐七」の箱丁のやうな瑣細の役に妙技を見せたの読み方
正岡容 「異版 浅草燈籠」

...躬恒のは細(ささい)な事を矢鱈(やたら)に仰山に述べたのみなれば無趣味なれども家持のは全く無い事を空想で現はして見せたる故面白く被感候...   躬恒のは瑣細な事を矢鱈に仰山に述べたのみなれば無趣味なれども家持のは全く無い事を空想で現はして見せたる故面白く被感候の読み方
正岡子規 「歌よみに與ふる書」

...併し此事(さじ)が僕の心の安寧と均衡とを奪ふのである...   併し此瑣事が僕の心の安寧と均衡とを奪ふのであるの読み方
クスミン Mikhail Alekseevich Kuzmin 森林太郎訳 「フロルスと賊と」

...磁器の素地(きじ)に伴う種々煩(はんさ)な工程...   磁器の素地に伴う種々煩瑣な工程の読み方
柳宗悦 「北九州の窯」

...一々の弟子を取り上げるのは煩(はんさ)でもあるから...   一々の弟子を取り上げるのは煩瑣でもあるからの読み方
和辻哲郎 「孔子」

「瑣」の読みかた

「瑣」の書き方・書き順

いろんなフォントで「瑣」

「瑣」の英語の意味

「瑣なんとか」といえば?  


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貧窮化   線路道   百花撩乱  

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