...瑣末(さまつ)な家庭の経済の話に時間を殺す事を覚え出した...
芥川龍之介 「秋」
...運命の神のいたずらとでも云おうか偶然が作った極(ご)く瑣細(ささい)な出来ごとから...
海野十三 「流線間諜」
...「やたらに煩瑣(はんさ)で...
太宰治 「愛と美について」
...煩瑣な事件の報告に過ぎなかつたりする源因はそこにある...
種田山頭火 「其中日記」
...瑣末(さまつ)なようなことでは...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...君は瑣末なことが好きで...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...一般に研究方法は第一に材料の瑣末に至る迄の習得であった...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この哲学は弁証法的唯物論の論理化であり又煩瑣哲学化(スコラ哲学化)となる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...これもまた日本人には煩瑣(はんさ)に堪へざる所ならん...
永井荷風 「洋服論」
...ほとんど取るに足りない瑣事(さじ)に...
夏目漱石 「こころ」
...瑣末(さまつ)な尋常の出来事から起ったのだろう...
夏目漱石 「それから」
...凡テ此等ノ事並ニ瑣細ナル事ニ就テ...
西周 「學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論」
...しかし実際家は理想を欠くが故に其為る所は動もすれば委下瑣末に流れて生存に役せられてゐる...
二葉亭四迷 「旅日記」
...其の他瑣細な點は今論じませぬが...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
......
森鴎外 「魚玄機」
...瑣事(さじ)を數ふること多くして聽者を倦(う)ましむる實際主義の弊とも亦然なり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...むしろあまりに小さくかつ煩瑣(はんさ)なる仕事であるがゆえに...
柳田國男 「地名の研究」
...この手数のかかる煩瑣(はんさ)にたえかねていつか紙上で小説の余欄に一度訴えたので...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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