...その香峰は、瑞村と友なり...
大町桂月 「月の隅田川」
...されど瑞村と余とは香峰を介して人物性行を傳聞せしのみにて...
大町桂月 「月の隅田川」
...瑞木(みづき)のかげの戀語り...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...瑞西(スイス)へ出かけるところです...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「ペルゴレーズ街の殺人事件」
...」と黄成鎬を呼ぶ妻黄瑞露の声がする...
林不忘 「安重根」
...主人と云うのは瑞西(スイス)人だそうで...
谷崎潤一郎 「細雪」
...瑞香の花満開なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...『瑞陽』のお鶴が嘴(くちばし)をもって自ら心の臓をついたものに相違ありません...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...故に瑞応という...
南方熊楠 「十二支考」
...過去帖の「智瑞童女」である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...三世瑞仙直温の親類書には...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...瑞英は商賈の手よりこれを買ひ取つたと云ふのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文政九年には瑞英の長男が籍を躋寿館(せいじゆくわん)に置いたらしい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...池田京水の子瑞長(ずいちょう)であったからである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...北国の瑞典(スウェーデン)はこの仕事のために今は世界の瑞典である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...実に奇瑞(きずい)の多い玉璽ではあります」三玉璽を掌(て)にしたまま孫堅は...
吉川英治 「三国志」
...奇瑞(きずい)としか思われん...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それはなんらの奇瑞(きずい)でもふしぎでもないといった...
吉川英治 「親鸞」
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