...瑞北宝を舎飼(こやかい)とし...
関寛 「関牧塲創業記事」
...弟子の萩原国吉を使いにやりました(この国吉は今の山本瑞雲氏の旧名...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...豊葦原(とよあしはら)の瑞穂(みずほ)の国の瑞穂の波の中にいて...
寺田寅彦 「札幌まで」
...即ち日本などで酷く評判される張瑞圖などは...
内藤湖南 「北派の書論」
...南都興福寺の古年童(こねんどう)という者、矢張り清水寺で法然上人の説教を聴いてから念仏に帰して、霊瑞がある...
中里介山 「法然行伝」
...一緒に瑞西(スイス)へ行かうとさそはれたことがあつた...
中谷宇吉郎 「ツーン湖のほとり」
...『瑞陽』のお飼料の精米を盗み...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...「瑞西(スイス)のチロルで――」なかなか味をやるぞ...
堀辰雄 「エトランジェ」
...芝について李時珍はその著『本草綱目』の芝の「集解(しっかい)」にこれを述べているが、その文中に「芝ノ類甚ダ多シ亦花実アル者アリ、本草ニ惟六芝ヲ以テ名ヲ標ハス然レドモ其種属ヲ識ラズンバアルベカラズ、神農経ニ云ク、山川雲雨四時五行陰陽昼夜ノ精以テ五色ノ神芝ヲ生ジ聖王ノ休祥ト為ル、瑞応図ニ云ク、芝草ハ常ニ六月ヲ以テ生ズ春青ク夏紫ニ秋白ク冬黒シト、葛洪ガ抱朴子ニ云ク、芝ニ石芝木芝肉芝菌芝アリテ凡ソ数百種ナリ云々」(漢文)の語がある...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...そして私はそういういろいろの瑞々しい活々とした感情の故に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...三世瑞仙直温は明治八年に歿し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年瑞英四十八歳であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...また二世瑞仙晋の撰んだ池田氏(し)行状をも疑わざることを得ない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...名は正瑞(せいずい)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...瑞西にとつて食糧の危期であるといふので...
吉江喬松 「山岳美觀」
...吉瑞(きちずい)です...
吉川英治 「三国志」
...戦勝の瑞気(ずいき)にわいている今日...
吉川英治 「私本太平記」
...「祥瑞(ションズイ)さま! ……」と...
吉川英治 「新書太閤記」
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