...彼はここに住んでいる被害妄想狂の瑞典(スウエデン)人だった...
芥川竜之介 「歯車」
...法皇の禁軍(このゑ)なる瑞西(スイス)兵整列したる左翼の方には...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その香峰は、瑞村と友なり...
大町桂月 「月の隅田川」
...政宗は瑞嚴寺の和尚に參じて禪も出來た武士である...
土井晩翠 「「雨の降る日は天氣が惡い」序」
...あの伝で瑞巌寺泊りの駒井氏をも驚かしたそうだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...行衛不明になってしまった瑞典(スウェーデン)の「アンドレー教授の軽気球事件」...
久生十蘭 「南極記」
...山東唐州の房瑞鸞てふ女...
南方熊楠 「十二支考」
...京水瑞長系と京水全安系との両系の合墓が雑司谷にあるのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...初代瑞仙は系図を幕府に呈せむがために...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大坂平野町の伯父池田瑞仙に養はれた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此一件は瑞仙が嫡子を廃したのではなく...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...瑞英は本庄の子を治して功があつたので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...国家の瑞祥(ずいしょう)を記念したものもあるがそれは大昔の話...
柳田国男 「海上の道」
...八卦(はっけ)の吉瑞(きちずい)にかたどって陣列を立て...
吉川英治 「三国志」
...瑞々(みずみず)と垂れるようなものがあったが...
吉川英治 「私本太平記」
...土地名(ところな)を訊いてみれば瑞龍鎮(ずいりゅうちん)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ちょっと文壇人の若いグループには見られないような何か瑞々(みずみず)しい気概が感じられた...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ここから近い瑞龍山(ずいりゅうざん)の境内に建てた老公の寿碑(じゅひ)へ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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