...瑞樹(みづき)のかくれ...
薄田淳介 「白羊宮」
...また今年の春には谷中瑞輪寺に杉本樗園の墓を尋ねた時...
永井荷風 「上野」
...瑞香の花満開なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...瑞典(スエーデン)...
新渡戸稲造 「国際聯盟とは如何なものか」
...人屍の臭いを嗅げば子の息臭く墓場を行くうち棺腐れ壊れて足を土に踏み入るれば生まるる子癲癇持(てんかんもち)となるなど雑多の先兆を列(つら)ねある(一八七〇年版ロイド『瑞典小農生活(ビザント・ライフ・イン・スエデン)』九〇頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...〈太昊(たいこう)景竜の瑞あり...
南方熊楠 「十二支考」
...そしてその桜の色が美しく瑞々しければ瑞々しいほど...
「朝の風」
...目に見えるほどの奇瑞(きずい)があって御恢復(かいふく)になったため...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」善卿は初代瑞仙の字(あざな)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...政見江山瑞気攅...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...伯父瑞仙の養子にせられて大坂に往つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その二百三十池田瑞仙は自己が寛政九年正月十三日に江戸に著き...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...父は玄瑞(げんずゐ)であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...同時にまた上古の英傑勇士名僧等の奇瑞として...
柳田国男 「山の人生」
...瑞西から伊太利へぬける旅行の計畫はだめになつたわけである...
吉江喬松 「山岳美觀」
...八卦(はっけ)の吉瑞(きちずい)にかたどって陣列を立て...
吉川英治 「三国志」
...ところが祥瑞(ションズイ)五郎大夫は...
吉川英治 「新書太閤記」
...洛北の瑞光院(ずいこういん)の境内にある拾翠庵(しゅうすいあん)を借りうけて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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