例文・使い方一覧でみる「瑕」の意味


スポンサーリンク

...なるほど実の酸っぱいのが玉に(きず)である...   なるほど実の酸っぱいのが玉に瑕であるの読み方
青木正児 「九年母」

...白壁(はくへき)の微(びか)を数へる為めにあげたのではない...   白壁の微瑕を数へる為めにあげたのではないの読み方
芥川龍之介 「日本小説の支那訳」

...そして幾分よごれはしても必ず無(きず)で...   そして幾分よごれはしても必ず無瑕での読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...それが玉に(きず)だなぞと云つてゐる...   それが玉に瑕だなぞと云つてゐるの読み方
武田麟太郎 「日本三文オペラ」

...柳毅の義弟の薜(せつか)が京畿(けいき)の令となっていたが...   柳毅の義弟の薜瑕が京畿の令となっていたがの読み方
田中貢太郎 「柳毅伝」

...救われないひとりよがり――AH! 私のろんどんは(きず)だらけな緩動映画(スロウ・モウション)の...   救われないひとりよがり――AH! 私のろんどんは瑕だらけな緩動映画のの読み方
谷譲次 「踊る地平線」

...只此青年の立派な性格に(きず)を付けるのは例の激怒だけである...   只此青年の立派な性格に瑕を付けるのは例の激怒だけであるの読み方
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」

...師匠たる長老に命ぜられて自分のするだけの事が一々規律に(かな)つて無瑾(むかきん)だと云ふ自信も...   師匠たる長老に命ぜられて自分のするだけの事が一々規律につて無瑕瑾だと云ふ自信もの読み方
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」

...その著歌麿伝の価値は此(かく)の如き白璧(はくへき)の微(びか)によりて上下(じょうげ)するものに非(あら)ず...   その著歌麿伝の価値は此の如き白璧の微瑕によりて上下するものに非ずの読み方
永井荷風 「江戸芸術論」

...身に引受けた看板の(きず)に等しき悪名(あくみょう)が...   身に引受けた看板の瑕に等しき悪名がの読み方
永井荷風 「妾宅」

...白璧(はくへき)の微(びか)なり...   白璧の微瑕なりの読み方
永井荷風 「猥褻独問答」

...お家の瑾(きず)にもなる繩付の始末です...   お家の瑕瑾にもなる繩付の始末ですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...さる大々名のお家の瑾(かきん)ともなるかも解らない...   さる大々名のお家の瑕瑾ともなるかも解らないの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...自分の娘として完全に(きず)のない所へはなぜできてこなかったのかと...   自分の娘として完全に瑕のない所へはなぜできてこなかったのかとの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...三之内美僧はうけがたく候...   三瑕之内美僧はうけがたく候の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...併し十太夫の勤振(つとめぶり)にはこれと云ふ廉立(かどだ)つた瑾(かきん)が無い...   併し十太夫の勤振にはこれと云ふ廉立つた瑕瑾が無いの読み方
森鴎外 「栗山大膳」

...仮に死んでしまふ自分は瑾(かきん)を顧みぬとしても...   仮に死んでしまふ自分は瑕瑾を顧みぬとしてもの読み方
森鴎外 「津下四郎左衛門」

...この美男子の玉に(きず)となっている...   この美男子の玉に瑕となっているの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「瑕」の読みかた

「瑕」の書き方・書き順

いろんなフォントで「瑕」

「瑕」の英語の意味

「瑕なんとか」といえば?   「なんとか瑕」の一覧  


ランダム例文:
一回り   勢いに乗った   木菟入  

【保存版】AI画像生成の日本語文字化けを直す方法!初心者でも使える無料ツール

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
国勢調査   戦争犯罪   新常態  

スポンサーリンク

トップへ戻る