...琺瑯質が壞れて神經が現はれるのださうだ...
田山録弥 「神經家の言」
...心の琺瑯質が壞れて...
田山録弥 「神經家の言」
...外側は琺瑯質の極めて堅い層で蔽われている...
中谷宇吉郎 「異魚」
...僕は自分の靴音を琺瑯質の無限の時間の中に刻まれる微妙な秒針のやうにおもひながら歩いてゐた...
原民喜 「魔のひととき」
...とにかく生後の毛髮の資になるものや骨量や齒の琺瑯質など...
吉川英治 「折々の記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう?七