...それを露わに言わないで琴歌(ことうた)にたくして...
上村松園 「軽女」
...この二首、琴歌譜にもある...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...この歌、琴歌譜に載せ、垂仁天皇がお妃と共に三輪山にお登りになつた時の歌とする別傳を載せている...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...古事記は、古いところでは、萬葉集、土佐國風土記、琴歌譜等に、書名をあげて引用しており、先代舊事本紀には、書名はあげないが材料として使用している...
武田祐吉 「古事記」
...離室(はなれ)の琴歌(ことうた)に声(こえ)をあはせた...
竹久夢二 「桜さく島」
...彼女はききとれないほどつぶれた声で琴歌をうたふ...
中勘助 「銀の匙」
...そのうごかない唇が歌う微(かす)かな琴歌も...
吉川英治 「私本太平記」
...十三絃のまろぶ音につれて聞える琴歌(ことうた)にしばし耳をすまし合った...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...いづれよりまづ咲きいづる色を見んうゑて花待つにはの白菊琴歌は...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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