例文・使い方一覧でみる「琴柱」の意味
スポンサーリンク...添えた模様の琴柱（ことじ）の一枚（ひとつ）が... 
泉鏡花 「婦系図」
...月のまへのしらべは夜寒をつぐる秋風雲井のかりがねは琴柱におくるこゑ／″＼...
竹久夢二 「砂がき」
...琴柱の橋を渡りし覚はあるやうなり...
田澤稲舟 「五大堂」
...中に琴柱（ことじ）と琴爪（ことづめ）とが這入っていた...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...琴柱は黒っぽい堅木（かたぎ）の木地で...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...ピータ これも中等（ちゅう）ぢゃ！……提琴柱子（ヂェームズ・サウンドポスト）どん...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...雲のやうなもくめのある胴のうへに雁の形の琴柱（ことぢ）がちらばらに立つてるのもみな珍しく美しくみえた...
中勘助 「銀の匙」
...琵琶（びわ）らしき響を琴柱（ことじ）に聴いて...
夏目漱石 「虞美人草」
...琴柱（ことじ）をはねとばしたりした...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...微笑しながら飛んだ琴柱を拾いに立った...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...琴柱（ことじ）に膠（にかわ）するの類は...
穂積陳重 「法窓夜話」
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山川登美子・増田雅子・與謝野晶子 「恋衣」
...他の楽器と合わせる時に琴柱（ことじ）の場所が動きやすいものなのだから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それと一緒に琴柱（ことじ）が二つか三つたおれてパチンパチンと烈しい音がしたように思います...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...いつも優しいＡ（エエ）の字は象牙（ざうげ）の琴柱（ことぢ）...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
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與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...永久の真理というものを求めることの愚は琴柱（ことじ）に膠（にかわ）するにひとしい...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
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