...大いに古琉球風物詩集(こりうきゆうふうぶつししふ)の著者...
芥川龍之介 「八宝飯」
...広い高台の上に、琉球式の、石を畳んで白い漆喰を塗った大きな石窖(いしむろ)のやうな墓が、彼方此方に点在して居た...
池宮城積宝 「奥間巡査」
...琉球政府の役人はしばしば腰を抜かしたに相違ない...
伊波普猷 「進化論より見たる沖縄の廃藩置県」
...琉球語で病気のことを咳気(がいき)といい...
伊波普猷 「土塊石片録」
...琉球処分は実に迷児を父母の膝下(しっか)に連れて帰ったようなものであります...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...突然「琉球(りゅうきゅう)泡盛酒(あわもり)」という文字が頭の中に現われたが...
寺田寅彦 「柿の種」
...琉球では大昔は死人の肉を遺族または親族が食ったものであるが...
中山太郎 「屍体と民俗」
...琉球なればこそ此の一月のはじめに...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...二百人あまりの琉球の人間をだまして連れだしてきて...
久生十蘭 「金狼」
...琉球朱(りゅうきゅうしゅ)のしっぽく台に...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...琉球人は山羊を温柔な獣とせず...
南方熊楠 「十二支考」
...もし琉装がいけないというなら...
柳宗悦 「民藝四十年」
...おそらく現存する琉球最古の代表的彫刻で第一尚王代のものと思われます...
柳宗悦 「民藝四十年」
...琉球のために弁じたのであったが...
柳田国男 「故郷七十年」
......
山口芳光 「街のシルヱツト」
...琉球の団扇ありがたう、琉球の友よ、送り給へる檳榔の葉の団扇昨日より我手にあり...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...従って琉球の南洋貿易商と九州の諸大名との間の密接な聯関は疑うべくもない...
和辻哲郎 「鎖国」
...琉球の貿易船に古くからアラビア人が乗り込んでいたことを考え合わせると...
和辻哲郎 「鎖国」
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