...南方琉球諸島から北日本にまで散布している...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...彼れは島津氏の琉球征伐の時犠牲になった支那思想の権化若那(じゃな)親方鄭(ていどう)の産地...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...大正十三年(たいしようじゆうさんねん)琉球諸島(りゆうきゆうしよとう)の中(うち)...
今村明恒 「火山の話」
...大倭根子日子國玖琉(おほやまとねこひこくにくる)の命一柱...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...以前は琉球辺(あたり)の無人島で信天翁(あはうどり)と同棲した事もあつたが...
薄田泣菫 「茶話」
...次に母陀琉(オモダル)ノ神...
高木敏雄 「比較神話学」
...琉球時計という特殊の和蘭(オランダ)製の時計の掃除...
太宰治 「盲人独笑」
...永禄(えいろく)あるいは文禄(ぶんろく)年間に琉球(りゅうきゅう)から伝わった蛇皮線(じゃびせん)を日本人の手で作りかえた...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...英仏交(こもご)も琉球に迫り...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...男も長き簪(かんざし)に髪を結ひたる琉球人の日傘手にして逍遥せしさま日もおのづから長き心地せり...
永井荷風 「桑中喜語」
...琉球語の能く分からぬ位は...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...これで先づ/\琉球一見の目的を達したのを喜んだが...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...琉球(植)右にてインドのパンヤがどの樹にあたっているかが明かによく分るであろう...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...琉球人は山羊を温柔な獣とせず...
南方熊楠 「十二支考」
...例えば今日ではもう昔の物語になってしまった琉球のあの美しい絣織物にしても染めの技術にしても今はみんな壊れてしまってなくなったが...
宮本百合子 「衣服と婦人の生活」
...もし琉装がいけないというなら...
柳宗悦 「民藝四十年」
...関西のある工場の見習工募集の門前広告に「但し朝鮮人と琉球人はお断り」とあるのを発見した...
山之口貘 「私の青年時代」
...船団の中の一隻はレキア(琉球)探検に派遣されたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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