...紫外線顕微鏡でこの同じ珪藻の見事な像を蛍光板の上に示されたとき...
寺田寅彦 「追憶の医師達」
...この砂は Kieselguhr(珪藻土)であります...
長岡半太郎 「湯川博士の受賞を祝す」
...「崔季珪(さいきけい)のようなお兄様がいらっしゃるかしら」と言う...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そもそも鯖とか、鰯(いわし)とかいう廻游魚類が、沿岸に寄って来る理由はタッタ一つ……その沿岸の水中一面に発生するプランクトンといって、寒冷紗(かんれいしゃ)の目にヤット引っかかる程度の原生虫、幼虫、緑草、珪草、虫藻(むしも)なぞいう微生物を喰いに来るのが目的なんだ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...だいいち暗室の中には私の苦心を重ねた蒼鉛と珪酸ジルコニウムの化合物や...
横光利一 「機械」
...段珪(だんけい)のふたりは...
吉川英治 「三国志」
...段珪(だんけい)はひとり野道を逃げ惑うてきたが...
吉川英治 「三国志」
...天下の害をなした段珪という男だ」「えっ...
吉川英治 「三国志」
...「還御を盛んにし、洛陽の市民にも安心させん」と、段珪の首を、早馬で先へ送り、洛陽の市街に曝(さら)し首として、同時に、帝のご無事と還幸を布告した...
吉川英治 「三国志」
...やがて陳珪をそこへ置き放したまま...
吉川英治 「三国志」
...呂布の肩ごしにそれをさしのぞいて陳珪の意見書を共に読んでしまった...
吉川英治 「三国志」
...私の父陳珪(ちんけい)も...
吉川英治 「三国志」
...父の陳珪にも老後の扶持(ふち)として禄二千石を給した...
吉川英治 「三国志」
...陳珪父子の首を斬り...
吉川英治 「三国志」
...陳珪(ちんけい)父子を睨(ね)めつけた...
吉川英治 「三国志」
...李珪(りけい)のそばへ馳け寄って...
吉川英治 「三国志」
...梁楷を学んだといっても、北宋の玉澗(ぎょっかん)、馬遠、夏珪(かけい)、牧谿...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...盤珪和尚だけはべつで...
吉野秀雄 「ひとの不幸をともにかなしむ」
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