...世(よ)に又(また)とない珍羞(ちんしゅう)を貪(むさぼ)り食(く)ひをった憎(にッく)い胃(ゐ)の腑(ふ)め...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...旧(ふる)く嬌女神アフロジテの好物と崇められ諸国王者の珍羞たり...
南方熊楠 「十二支考」
...それは世の書籍を骨董視する人々の朶頤(だい)すべき珍羞(ちんしう)であらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...豚は珍羞(ちんしう)であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...珍羞を失つたことを惜んだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...外(そと)の座席に往(ゆ)き美味珍羞(ちんしゅう)を得るあればみずから喫(くら)わず懐(ふところ)に収め喚(よ)びて子に与え...
吉川英治 「宮本武蔵」
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