...「珍奇な話が好きだ」と言われた...
...彼女は珍奇な服を着ている...
...珍奇な見た目の犬を飼っている...
...珍奇な形の建物が立ち並ぶエリアに行ってみたい...
...ミュージアムで珍奇な展示物を見た...
...間もなく竹竿が私にとっては全く珍奇なものであることを理解し...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...屹立する感傷と珍奇なる言語とを振りかざしている――それも顕著に...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...珍奇の花樹の茂る如き勝れたる国土の義にして...
高木敏雄 「比較神話学」
...これに反してここに紹介した各種の珍奇なレコードは...
寺田寅彦 「記録狂時代」
...だんだんに物体の振動ならびにそのために起こる気波という客観的なものを考えるようになり「聞こえぬ音」というような珍奇な言葉が生じて来た...
寺田寅彦 「物理学と感覚」
...珍奇な外國の風俗や品々におどろいたが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...園中には無數の珍奇なる花卉を蓄へり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼は珍奇でありたいとは少しも心掛けなかったが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もしも珍奇な破天荒な事実を明かす人のみが偉いと思ったら先ずさしあたり巣鴨近傍に行ってみるがいい...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...いずれも珍奇な好尚(こうしょう)...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...知りたいとねがうような珍奇なものは...
久生十蘭 「南極記」
...珍奇な楽器を抱(かか)えた盛装の軍楽隊の一団が練り込んで来て...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...これはまた凡そ他人目につき易い実にも仰山に珍奇な癖が生じてゐた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...飽くまでも私達の珍奇な剣闘振りに怖れを抱いてゐる彼等は思はず哄笑を挙げながらも...
牧野信一 「武者窓日記」
...さまざまな珍奇な弄品(おもちや)が...
室生犀星 「笛と太鼓」
...ようやく珍奇なる空想が入ってきて片隅にうずくまっていることを許され...
柳田国男 「雪国の春」
...興味のある珍奇な品物に眼が触れると...
横光利一 「欧洲紀行」
...いかにも珍奇な事實を發見したといふ風に微笑を含んで...
若山牧水 「一家」
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