...みだりに重宝珍器を羅列して豪奢を誇るの顰(ひん)に傚(なら)わず...
太宰治 「不審庵」
...骨董(こっとう)珍器...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...亭は花や珍器に飾られ翠蔭(すいいん)しきりに美鳥が啼いていた...
吉川英治 「三国志」
...おびただしい重宝珍器の手土産が...
吉川英治 「三国志」
...珍器重宝をどんどん持って来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...献物の珍器宝什(ほうじゅう)や美酒佳肴(かこう)の百倍千倍にも値いするものを獲たような歓びを抱いてみな帰り去るのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...すでに十万貫に価する珍器重宝(ちょうほう)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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