...珍しくほてって臆病(おくびょう)らしい油汗が手のひらにしとどににじみ出ていた...
有島武郎 「或る女」
...―――しまいには珍しくもなくなったほど啼きしきった...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...おそらくこの辺では私のような素人(しろうと)絵かきはあまりに珍しくなさ過ぎるのかもしれない...
寺田寅彦 「断片(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...楽しそうなお仕合わせらしいお顔つきをしておいでになるではございませんか」「今日わしは珍しく気分がよいが...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...例のとおり珍しく皇帝がパリーにやってきた時...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...私も珍しく思って見物した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...チューレは珍しく地形に恵まれている...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...機会を狙っていた私はその日朝から珍しくひろ子をだいたりあやしたりやって居ました...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...もう時間は大分遅かったが、グレイトエンパイア・ホテルのような大ホテルは昼夜休みなく開いており、夜中一時にホテルの泊り客を起こすことなど、珍しくない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...珍しくも窓に月が見えました...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...この「すみれ」は大学の標品中にもないもので大変珍しく...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...珍しく晴れ渡りたる空の青嵐を踏へながら山を下れば藪原の驛なり...
正岡子規 「かけはしの記」
...今朝は珍しく納豆賣りが來たので...
正岡子規 「九月十四日の朝」
...殊に箇様(かよう)な事は年々すたれて行くから今写して置いた文は後にはその地の人にも珍しくなるであらう...
正岡子規 「墨汁一滴」
...従って過誤を犯したことも珍しくなかった...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...貴く、珍しく、結構な物だと存じましたのが、もうなんでもなくなって見えまする...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...とくに珍しく感じられたわけである...
柳田国男 「故郷七十年」
...それが卑屈と妥協と中途半端とに慣れた世間の眼に珍しく見えたまでである...
和辻哲郎 「夏目先生の追憶」
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