...これは何も今更のように珍しがる価のないことかも知れない...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...電車々々と四郎が珍しがる上野行の電車を...
大町桂月 「近藤重藏の富士山」
...」と甚(ひど)く珍しがるやうだつたが...
薄田泣菫 「茶話」
...珍しがるなんて言い方はおかしいが...
高見順 「いやな感じ」
...歳下の女の児を珍しがるところから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今日荻生(おぎゅう)君が羽生に行ったが会わなかったかねえ」「荻生君が?」と清三は珍しがる...
田山花袋 「田舎教師」
...眼前に映出されるのを見て珍しがるだけの目的ならばそれは確かに成効と言わなければなるまい...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...お増は暮の町を珍しがるお今をつれて...
徳田秋声 「爛」
...蝉の声をも珍しがる下町の女の身の末が...
永井荷風 「夏の町」
...それを土地の者が珍しがるという有様じゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...年寄の女など嘆声をあげて珍しがるのであった...
原民喜 「忘れがたみ」
...新來の客を珍しがる視線を避けるやうに...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...われわれの話すことを大変珍しがるものである...
柳田国男 「故郷七十年」
...外国人の珍しがる話としては...
柳田國男 「どら猫観察記」
...こういう話を聴くと他の地方の人は珍しがるであろうが...
柳田国男 「年中行事覚書」
...お互いに珍しがるのが普通でありましょう...
柳田國男 「名字の話」
...それを珍しがる予等と彼れと何れが田舎者であるか分からなかつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...世の人の珍しがるのも無理ならぬことだと眼を瞑ぢて耳を傾けながら微笑した...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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