...豊後(ぶんご)の玖珠(くす)郡の山間にて...
井上円了 「おばけの正体」
...東京電灯が玖珠(くす)郡飯田(はんだ)村湯坪(ゆつぼ)に又(また)地熱研究所を設置している...
高浜虚子 「別府温泉」
...十一月十三日曇、汽車で四里、徒歩で三里、玖珠町、丸屋(二五・中ノ上)早く起きて湯にひたる、ありがたい、此地方はすべて朝がおそいから、大急ぎで御飯をしまうて駅へ急ぐ、八時の汽車で中村へ、九時着、二時間あまり行乞、ぼつ/\歩いて二時玖珠町着、また二時間あまり行乞、しぐれてさむいので、こゝへ泊る、予定の森町はすぐそこだが...
種田山頭火 「行乞記」
...玖珠町では殆んどすべての家が御免で...
種田山頭火 「行乞記」
...・湯けむりの梅のまつさかり・うりものと書かれて岩のうららかな・枯野風ふくお日様のぞいた・のぼつたりくだつたり濡れても寒くはない雨の・蕗のとうここで休まう・山霧ふかく風車のまはるでもなく牧水に・ずんぶり濡れてけふも旅ゆく(幾山河……)・山のなか山が見えない霧のなか行く・草枯れてほんによい岩がところ/″\由布越・吹きおろす風をまともに吹きとばされまいぞ三月廿二日 好晴、春光熙々、玖珠...
種田山頭火 「道中記」
...玖珠(くす)川、大山川、三隈(みくま)川、花月川、そうして筑後川、それらの凡てを一身に繋(つな)ぐのが水郷日田である...
柳宗悦 「日田の皿山」
...豊後(ぶんご)の玖珠(くす)地方のものは久留島武彦(くるしまたけひこ)氏が図示してくれられた...
柳田国男 「こども風土記」
...大分県玖珠(くす)郡飯田村田野)それからこの県の東の沖にある姫島という島では...
柳田國男 「日本の伝説」
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柳田國男 「日本の伝説」
...大分県でも玖珠郡(くすぐん)の村々などにこの雨乞いがあり...
柳田国男 「母の手毬歌」
...更に西の方に行って大分県玖珠(くす)郡の山村にも...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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