...玖賀耳(くがみみ)の御笠(みかさ)(こは人の名なり...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...日子國夫玖(ひこくにぶく)の命を副へて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...玖訶瓮(くかべ)五を据ゑて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...其宇礼豆玖(ウレヅク)之物(モノ)を償わず...
高木敏雄 「比較神話学」
...(是は神宇礼豆玖と云う言のものなり...
高木敏雄 「比較神話学」
...玖珠町では殆んどすべての家が御免で...
種田山頭火 「行乞記」
...『新撰菟玖波集』二十巻がいよいよ出来上り...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...玖(く)お玉も小さい時から別れていたことのない父親が...
森鴎外 「雁」
...話して聞かせ給え」拾玖(じゅうく)岡田はこんな話をした...
森鴎外 「雁」
...玖珠(くす)川、大山川、三隈(みくま)川、花月川、そうして筑後川、それらの凡てを一身に繋(つな)ぐのが水郷日田である...
柳宗悦 「日田の皿山」
...佳玖子はその後まもなく死んだ月照院という側室の子であった...
山本周五郎 「菊千代抄」
...佳玖子はまるまるとよく肥えて...
山本周五郎 「菊千代抄」
...「御心配をおかけして申し訳ございません」玖満子はそう人々に詫びてから...
吉川英治 「日本名婦伝」
...粥湯(おもゆ)は匙(さじ)でお唇(くち)へいれておあげなさい」玖満子(くまこ)夫人のそういう姿へ...
吉川英治 「日本名婦伝」
...そこの見える窓をお開けしてくださいませ」玖満子は...
吉川英治 「日本名婦伝」
...玖満子はその人々をつれて...
吉川英治 「日本名婦伝」
...しかし、玖満子夫人は、経理課員や糧食係の怪訝(いぶか)っていることなど、少しも意にかけず、婦人部隊の全員に、そこへ入って、食物を獲ることを命じた...
吉川英治 「日本名婦伝」
...その日は、病棟の人々へも少しずつ頷(わ)けるため、婦人部隊がまた萩の餅をこしらえたが、玖満子夫人は、その幾つかの残りを持って、ただひとり何処へやら出て行った...
吉川英治 「日本名婦伝」
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