...年齢の持つ威厳、王威、成功の眩ゆさ、女王のあの世にも稀な知性の魅惑、人の心を刺すあてこすり、しかしその言いかたは溌剌として、あっといわせずにはおかない、そういうものから逃げ出すことは不可能だった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...千歳の王威を輝かすべし...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...虎や獅に王威ある由を述べたついでに言い置くは虎の威を仮る狐てふ諺だ...
南方熊楠 「十二支考」
...王威の恩浴を垂れたまえ」と...
吉川英治 「三国志」
...もちっと王威を知らしめなければいかんよ」「はい」「旅館のほうの準備は整うておるかな」「地方のこととて...
吉川英治 「三国志」
...平安燼滅(へいあんじんめつ)のあと、新都の建業、王威の恢復など、どれほど粉骨砕身してきたか知れん...
吉川英治 「三国志」
...王威(おうい)などという荊州(けいしゅう)の諸大将まで...
吉川英治 「三国志」
...王威(おうい)などに...
吉川英治 「三国志」
...かねて肚(はら)に一物のある王威と文聘は...
吉川英治 「三国志」
...けれど文聘(ぶんぺい)や王威が怒りもせず...
吉川英治 「三国志」
...文聘や王威らと共に...
吉川英治 「三国志」
...王威(おうい)の進言だと分った...
吉川英治 「三国志」
...ただ王威という老将が少しばかり郎党を連れて...
吉川英治 「三国志」
...老将王威もまた、大勢に囲まれて、敢(あえ)なく討死し、そのほか随身すべて、ひとりとして、生き残った者もなかった...
吉川英治 「三国志」
...その王化の届かぬ暴軍が、いちどに集まって来てくれれば、これは労せず招かず猟場に出てくれた鹿や猪(しし)と同じではないか」「ははあ、なるほど」「もし、彼らが、西涼を出ず、王威にも服せず、ただ辺境にいて、威を逞しゅうしているのを、遠征しようとするならば、莫大な軍費と兵力と年月を必要とする...
吉川英治 「三国志」
...漢朝の名をかり王威をかざして覇道を行くもの魏の曹操であり...
吉川英治 「三国志」
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