...サッカー場の王台から試合を見るのは最高だ...
...地元の祭りで、神輿が王台にのって通りを練り歩いた...
...王台の上からは、海岸線の美しい景色が一望できる...
...王台に上がると、非日常的な気分になれる...
...思わず息をのむほどの美しさを、王台から見ることができた...
...外には程近い山王台(さんのうだい)の森から軒の板庇(いたびさし)を静かにそそぐ雨の音も佗しい...
寺田寅彦 「やもり物語」
...まず山王台東側の崖に繁っていた樹木の悉く焼き払われた後...
永井荷風 「上野」
...已むことを得ず車を下り雨を山王台の茶亭に避く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...霊廟(おたまや)の方から山王台(さんおうだい)まで...
永井荷風 「曇天」
...松谷鶴子の愛人の事並に意外なる顛末の事赤坂山王台の崖の縁に...
久生十蘭 「魔都」
...ねんごろに山王台の有明荘に移植されることになった...
久生十蘭 「魔都」
...勧誘されるままに赤坂山王台なるアパート有明荘に赴き...
久生十蘭 「魔都」
...赤坂山王台に有明荘というアパートがある...
久生十蘭 「魔都」
...宗皇帝に誘われるまま赤坂山王台なるアパート有明荘に赴き...
久生十蘭 「魔都」
...赤坂山王台アパート有明荘に住む安南国皇帝宗竜王の愛妾松谷鶴子が...
久生十蘭 「魔都」
...松谷鶴子(二三)は赤坂山王台...
久生十蘭 「魔都」
...秀陳の尻馬に乗って思わず閑筆を弄してしまったが、役にも立たぬ作者の感慨などは事件の発展になんの関係もないのだから、大体この辺でやめて置いて、さて、安南国皇帝宗竜王は代々皇室に伝わる「帝王(ラジャー)」という大金剛石を日本で売却する目的で秘かに帯出されたが、この魔がしい都にこんな秘宝を携えて来られた以上は、どうせ唯事では済むまいと思っていたところ、果せるかな、今暁午前四時二十分ごろ、愛妾松谷鶴子の住居なる、赤坂山王台、アパート有明荘の勝手口から何者かによって誘い出され、そのまま行方不明になってしまった...
久生十蘭 「魔都」
...又山王台と云ふ只今西郷さんの銅像の在る所は...
正岡容 「下谷練塀小路」
...「楚王台上夜琴声(そわうだいじやうのよるのきんせい)」と薫が歌い出したのを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...焦(こ)げてるぞ」山王台から駈けて来た榊原健吉が...
吉川英治 「松のや露八」
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