...勤王佐幕(きんわうさばく)の喧(やかま)しい争闘の時には昼夜兼行(ちうやけんかう)で浜町の上屋敷に上訴に出かけて行つたこともあつた...
田山花袋 「朝」
...(二)嗚呼南陽の舊草盧二十餘年のいにしへの夢はたいかに安かりし光を包み香をかくし隴畝に民と交はれば王佐の才に富める身もたゞ一曲の梁歩吟...
土井晩翠 「天地有情」
...それには勤王佐幕両党の聯立内閣を作ることを条件とせられたのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...どこへ行っても諸国の浪士が勤王佐幕勤王佐幕で騒いでいるのがばかばかしくてたまらないのでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...人もどれほど「王佐棟梁(おうさとうりょう)」の才であっても...
新渡戸稲造 「自警録」
...勤王佐幕と云う二派の名が出来た...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...勤王佐幕の議論が盛(さかん)で...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...幕末に勤王佐幕の二派が東西に立分(たちわか)れて居るその時に...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...勤王佐幕など云(い)う喧(やかま)しい議論は差置き...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「王佐の才である」と...
吉川英治 「三国志」
...王佐の才とは、王道の輔佐たるに足る大政治家の質があるということである...
吉川英治 「三国志」
...みな王佐(おうさ)の才あり...
吉川英治 「三国志」
...王佐(おうさ)の才をいだきながら...
吉川英治 「三国志」
...「周瑜のような王佐の才を亡くして...
吉川英治 「三国志」
...王佐(おうさ)の藩屏(はんぺい)として...
吉川英治 「三国志」
...また王佐の任にある孔明の一大失態であるとも論じて...
吉川英治 「三国志」
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