...風鈴の音(ね)に住(すま)ひをる女かな昭和八年七月二十四日 玉藻句会...
高浜虚子 「五百句」
...秋の蝶黄色が白にさめけらし昭和八年十月二十三日 玉藻句会...
高浜虚子 「五百句」
...遠足の野路の子供の列途切(とぎ)れ四月二十五日 玉藻俳句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...紅梅の京を離れて住むは厭(い)や二月二十五日 「玉藻十句集(第二十五回)」春雲(しゅんうん)は棚曳(たなび)き機婦は織り止(や)めずそこを行く春の雲あり手を上げぬ緑竹(りょくちく)の下やそゞろに青む草三月四日 句謡会...
高浜虚子 「五百五十句」
...蝶もとびふるさと人もたもとほり四月三日 玉藻例会...
高浜虚子 「五百五十句」
...(『玉藻』、二七、九)五私は今まで日本の風景、気候の変化、四時の現象を話して来ました...
高浜虚子 「俳句への道」
...(『玉藻』、二七、一)花鳥諷詠俳句でない他の文芸に携わって居るものが「花鳥諷詠」を攻撃するなれば聞えるが、俳句を作っている者が「花鳥諷詠」を攻撃するということはおかしい...
高浜虚子 「俳句への道」
...(『玉藻』、二九、一)慧眼の士のみ私も常に俳句の新しい事を希(ねが)って居ることは人後に落ちない...
高浜虚子 「俳句への道」
...(『玉藻』、二九、八)和歌と俳句言うまでもなく和歌は叙情に適し、俳句は叙景に適する...
高浜虚子 「俳句への道」
...これは宇野と高松との鉄道連絡船の玉藻(たまも)丸である...
高浜虚子 「別府温泉」
...日をのせて浪たゆたへり海苔(のり)の海三月九日 「玉藻五句集(第七十三回)」春の水梭を出でたる如くなり三月二十一日 大阪西区江戸堀...
高浜虚子 「六百句」
...簡単に新茶おくると便(たよ)りかな生きてゐるしるしに新茶おくるとか六月十七日 「玉藻五句集(第七十六回)」隣り合ふ実(み)梅(うめ)の如くありし事七月二日 伊藤葦天(いてん)来りて『紅緑句集』に題句を徴す...
高浜虚子 「六百句」
...鶏頭(けいとう)のうしろまでよく掃かれあり九月二十五日 「玉藻五句集(第七十九回)」爽やかに屈托といふもの無しに爽やかに皆面(おも)上(あ)げて真つ直ぐに九月二十六日 鹿郎祝賀会...
高浜虚子 「六百句」
...「玉藻(たまも)の前(まえ)とか...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...ソ打麻乎(うつそを)麻績王(をみのおほきみ)白水郎有哉(あまなれや)射等籠荷四間乃(いらごがしまの)玉藻苅麻須(たまもかります)ソはオと同じでアサの皮の繊維をいうのである...
牧野富太郎 「植物記」
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牧野富太郎 「植物記」
...「玉藻(たまも)はな刈りそ」と歌っているこのふうを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...或いは尋常の貝石玉藻の類...
柳田国男 「海上の道」
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