...一緒に玉突き屋へでも行くと...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...思ふ存分玉突きでもして遊んでやれ!」渠はかう決心して...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...」「まア飯を喰つてから玉突でもやる...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...一緒に養精軒へ行つて玉突をやつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...玉突やら晩餐やらを一緒にしてから...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...かの女が玉突屋兼業のレストランをやつて見ようと云ふ出來心を起した時...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...晩(ばん)になると倶楽部(くらぶ)に行(い)っては玉突(たまつき)をして遊(あそ)ぶ...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...しかし、子供は、玉突きを好んだ...
竹内浩三 「愚の旗」
...蓄音機(ちくおんき)を聞かせる店やら写真屋やら玉突屋やら...
太宰治 「惜別」
...両腕と胴とで玉突きをしているような仕草をする...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...後年この家の後継者はこの実験室を玉突き室に改造したそうである...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...……※扨我等の生活はとみるに、活動か、寄席か、酒か女か玉突か、トラムプか、棋か、どれにしたもんだらう……部屋の中でジツと話してれあいいんだけれど、どうもそれもパツとしないしなあ……読書か、あれはあんまり興味もないが、さうも云つてゐられんしなあ……困つたなあ...
中原中也 「よもやまの話」
...玉突(たまつ)きだのアイスクリームだのというハイカラなものには長い畷(なわて)を一つ越さなければ手が届かなかった...
夏目漱石 「こころ」
...玉突場なぞ何か安直な肩の張らない店が...
林芙美子 「清修館挿話」
...玉突の話でも決してへまなことは言わなかった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...ラカワナに玉突場を持っているという紳士は問わず語りに...
牧逸馬 「夜汽車」
...玉突屋ではありません...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...得意の玉突さえもやめてしまって...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
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