...宋末より元初にかけて注目すべきものは王應麟の玉海と馬端臨の文獻通考とである...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...玉海は大體この辭學のために出來たのである...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...文獻通考は王應麟の玉海が詞學のために作られたのに對して...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...玉海の中の藝文類にある...
内藤湖南 「支那目録學」
...玉海に附録されてゐる...
内藤湖南 「支那目録學」
...玉海には、當時に殘つた本のことも多く擧げたが、その擧げ方は、その本の内容の大體を知らしめるやうに擧げたので、内容の明かなものは簡單にし、むしろその本の出來るまでの他の本との關係に注意した...
内藤湖南 「支那目録學」
...元來玉海は辭學の書として...
内藤湖南 「支那目録學」
...又玉海が大いに世に行はれた爲めに...
内藤湖南 「支那目録學」
...奇蹟金銀祈祷晶玉海底詠嘆海上光明しんしんたる浪路のうへ...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...明暦二年板貞室(ていしつ)の『玉海(ぎょっかい)集』に「ヨメをとりたる宿の賑(にぎわ)ひ」「小鼠をくはへた小猫ほめ立てゝ 貞徳」...
南方熊楠 「十二支考」
...玉海に拠れば、宋の仁宗の天聖五年に此書が印(もいん)頒行せられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ふと“玉海”の中にその確かな史料を見出して近ごろ密(ひそ)かにうれしかった...
吉川英治 「随筆 新平家」
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