...「金科玉条のような約束を破ると信用がなくなる...
...「彼女との約束は金科玉条だから守らなければいけない...
...「金科玉条に反して不正をしている会社もある...
...「この業界では金科玉条を重んじる文化がある...
...「彼の言葉は金科玉条のように信じられる...
...そしてこの一条は私にとって金科玉条であり...
伊丹万作 「映画界手近の問題」
...『仕置』は実に後世為政者(いせいしゃ)の金科玉条として遵守(じゅんしゅ)する所のものであります...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...その真意を解するものが至って少く士族の連中はいずれも四書五経ばかりを金科玉条として遵守(じゅんしゅ)し...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...その信条を確定不変の金科玉条となし...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...これわが作家行動十年来の金科玉条...
太宰治 「創生記」
...この外来思想をそのままに受け入れてそれを金科玉条としていた...
津田左右吉 「陳言套語」
...この御婦人達にとっての金科玉条である生理的貞操の心理を攪拌するような連想を有つものを...
戸坂潤 「社会時評」
...まるで金科玉条のように誤り信じて...
蜷川新 「天皇」
...金科玉条の如く誤信し...
蜷川新 「天皇」
...今まで法律家の金科玉条と仰がれたブラックストーンの学説を縦横無尽に駁撃し...
穂積陳重 「法窓夜話」
...扇一本舌三寸が絶対金科玉条の落語家世界から...
正岡容 「小説 圓朝」
...左のような金科玉条をば新しく発見した...
正岡容 「寄席」
...斯学の玉条たるエングレル及びブラントルの自然分科編に...
南方熊楠 「きのふけふの草花」
...温は宣宗の「金歩揺(きんほよう)」に対するに「玉条脱(ぎよくじようだつ)」を以てして...
森鴎外 「魚玄機」
...金科玉条になっていると見えますね...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...曾ての探偵小説は従来の芸術が金科玉条として死守して来た美学上の諸条件を悉(ことごと)く放棄し...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...実際に全婦人をその貞操倫理の金科玉条で司配(しはい)することは出来なかった...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...それを余りに金科玉条としすぎるからいけないのだ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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