...玉代(ぎょくだい)だけ損をしやはれ...
泉鏡花 「歌行燈」
...玉代や飮食費が大分溜つてゐて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...玉代にいくらか融通を利かすことも...
徳田秋声 「縮図」
...抱え主に女の不在中の玉代を拂い...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...玉代(ぎょくだい)一本二十五銭...
永井荷風 「桑中喜語」
...玉代として銭の緡(さし)を半分に折りて差出すを習ひとするが故に...
中里介山 「大菩薩峠」
...……これは今までの玉代(ぎょくだい)にとっておく...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...これは先日貴郎(あなた)のお召物(めしもの)を畳(たた)んだ時袂(たもと)から落ちましたが料理代の外に芸者の玉代(ぎょくだい)と祝儀立替二円と書いてあります...
村井弦斎 「食道楽」
...玉代(ぎょくだい)は時間外の分だけお負けになってるから...
山本周五郎 「青べか物語」
...よその店から女を呼ぶと一時間なにがしかの玉代(ぎょくだい)を取られるが...
山本周五郎 「青べか物語」
...玉代を払っても早く逢いたいほど深い仲だ...
山本周五郎 「青べか物語」
...玉代(ぎょくだい)は時間外の分だけお負けになってるから...
山本周五郎 「青べか物語」
...玉代を払っても早く逢(あ)いたいほど深い仲だ...
山本周五郎 「青べか物語」
...左側のは「玉代」といった...
夢野久作 「あやかしの鼓」
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