...中軍(ちゅうぐん)の卒を率いて進みて大唐の軍を伐(う)つ...
芥川龍之介 「金将軍」
...地獄の底から魔軍を率いて...
芥川龍之介 「邪宗門」
...これ相率いて絶滅の谷に急ぐものに非ずして何ぞ...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...春の日に宮廷の楽人を率いていで...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...そのころオランダ遠征軍を率いていた継父レスターがエセックスを騎兵隊指揮官に任命した...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...この人がわが国の印象派の傾向のような人を率いて運動をやろうとしていたところに...
高村光太郎 「回想録」
...多数を率いて示威運動などはこの際...
中里介山 「大菩薩峠」
...楚の荘王は直ちに軍を率いて...
中島敦 「妖氛録」
...少年を率いて学に就(つ)かしめ...
福沢諭吉 「徳育如何」
...婦女子の精神未(いま)だ堅固ならざる者を率いて有形の文明に導くは...
福沢諭吉 「日本男子論」
...領内の士卒五百名を率いて...
本庄陸男 「石狩川」
...因州の起つのを待っているのではないか! 筒井順慶が轍じゃ! すでに長州には福原越後が兵を率いて動くと約しているし...
三好十郎 「斬られの仙太」
...悠々とその兵隊を戦場まで率いて来てから...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...また、烏巣(うそう)の方面へは、兵一万を率いて、蒋奇(しょうき)が参ればよい...
吉川英治 「三国志」
...兵を率いて国境へ馳せ向った...
吉川英治 「三国志」
...わが叔父の夏侯淵が大軍を率いて陣取り...
吉川英治 「三国志」
...渭水の陣には張と四万騎をのこしたのみで、その余の大軍すべてを動かし、彼自身、これを率いて、隴西へ向った...
吉川英治 「三国志」
...ピサロは減少した隊を率いてチリーへの脱出を企てていた...
和辻哲郎 「鎖国」
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